ダンスの練習着に明確な決まりはありませんが、これからダンスを始めるという人は、身体の動きが制限されないようなサイズ感の服を選びましょう。ダンス練習では汗をかくため、通気性・吸湿性に優れた素材の練習着を選ぶのがポイントです。ダンスが初めてという人は「着ていく服が分からない」「自分に合った服を選びたい」という人もいるのではないでしょうか。
当記事では、ダンスの練習着を選ぶポイントや流行・定番になっている練習着を紹介します。ダンスの練習着選びに迷っているという人は、ぜひ参考にしてください。
1.ダンスの練習着を選ぶポイントは?
ダンスの練習着には明確な決まりがなく、自分が着用したい服を着用して練習するのが一般的です。ただし、動きにくい服は練習の妨げとなるため、いくつかのポイントに注意して選ぶ必要があります。
ここでは、ダンスの練習着を選ぶポイントについて確認しましょう。
1-1.動きやすい服装を選ぶ
ダンスは大きく動く振付も多く、動きやすい服を選ぶのは重要なポイントです。大きく動く振付にも対応できるように、少しだけゆったりした服を選ぶのもよいでしょう。
ポリエステルやポリウレタンが使用されている服は、伸縮性があり動きやすい特徴があります。伸縮性があれば大きな動きにも対応できるため、購入前に伸縮性があるかをしっかりと確認しておきましょう。また、服に装飾があるとダンスの妨げや、ケガの原因となる場合があります。スタッズなどのアイテムが装飾されている服は、避けたほうが無難です。
1-2.通気性・吸湿性の良い素材にする
ダンス練習では大量の汗をかくため、吸水性や速乾性の高いダンス練習着を選びましょう。汗が乾きにくい服でダンス練習をすると、服が重たくなって動きにくくなったり、体が冷えて風邪の原因になったりする可能性もあります。また、社交ダンスなどのパートナーと一緒に踊る種類のダンスでは、汗をかいて濡れた服では、相手に不快感を与えてしまうかもしれません。通気性・吸水性の高い素材の服を選ぶことで、練習が快適になるでしょう。
1-3.靴はバスケットシューズやテニスシューズにする
運動用の靴というと、ランニングシューズを思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、ランニングシューズは、前に動くことを目的に作られています。そのため、左右の瞬発的な動きに弱く、ダンスの練習用には向いていません。一方で、バスケットシューズやテニスシューズは、前後左右の動きに適しているため、ダンス向けのシューズとしておすすめです。また、スタジオでは「ヒールマーク」と呼ばれる靴の跡が付かないようなシューズを選択しましょう。
1-4.おしゃれや世界観にも気を使う
ダンスはシルエットが重要なため、服装によってもダンスの見え方が変わります。練習着からおしゃれに気を使うことで、本番のステージでも魅力的な見せ方ができるだけでなく、練習に対するモチベーションが変わるでしょう。練習着は何でもよいという気持ちではなく、練習着からデザイン性にこだわることも大切です。
チームでダンスを踊る場合にはお揃いの服で揃えると、一体感が生まれる効果が期待できます。市販のTシャツなどを購入する方法以外に、オリジナルの商品を注文するのもよいでしょう。
2.【ダンスの種類別】流行っている・定番になっている練習着
ダンスの服装によって、ダンスに迫力が出たり、雰囲気が出たりするため、ダンスの世界観に合わせた服装選びが重要です。ダンスの種類やダンススタイルによって、流行っている練習着や定番の練習着は異なるため、購入前には流行や定番を確認しましょう。
ここでは、おしゃれに気を使いたい人に向けて、ダンスの種類別の練習着を紹介します。
2-1.ヒップホップダンス
ヒップホップダンスというと、大きめのTシャツやパンツなどを着用しているイメージを持っている人もいるでしょう。実際に、スポーツブランドのTシャツやパーカー、オーバーサイズの服は、ヒップホップ系ダンスの定番アイテムです。女性であれば、トップスにはクロップド丈の服で、踊っている時にお腹が見える服装も人気があります。
一方で、現在は細めのタイプの服装を好む人も増えており、ボトムスも太めのパンツではなく、ジョガーパンツやスキニータイプのパンツも主流になりつつあります。大きめのタイプでも細めのタイプでも問題はないため、自分が好きなタイプの練習着を選ぶとよいでしょう。
2-2.K-POPダンス
韓国のみならず、ここ数年で日本でも人気が上昇しているK-POPダンスでは、シルエットがきれいに見えるスタイルが人気があります。女性であれば、K-POPのアーティストなどがよく着用しているショート丈のTシャツなど、スポーティかつセクシーに見える服装が定番です。動きやすく、シルエットもきれいに見えるため、お腹が見えるのが気にならない人は、チャレンジするのもよいでしょう。
男性であればヒップホップダンスと同様に、少し大きめのゆったりしたサイズを着用するのもおすすめです。K-POPダンスでも、オーバーサイズがトレンドになっているため、オーバーサイズの服装を揃えるのもよいでしょう。
2-3.社交ダンス
社交ダンスの練習着では、スタイルがきれいに見える、黒の衣装を着用するのが定番です。男性であれば、黒のTシャツにストレッチ性が高いパンツスタイルで練習する人が多い傾向があります。また、Tシャツだけではなくシャツを着用することで、大人の社交ダンスの雰囲気が出るでしょう。女性は、フレアラテンスカートなどの、動きが華麗に見える服装がおすすめです。足を出すことに抵抗がある人は、動きやすいワイドパンツを着用するとよいでしょう。
社交ダンスの場合は、フィット感のある練習着を選ぶことで体の動きが分かりやすくなり、ダンスの上達につながります。ダンスレッスンの際に、自分の動きをしっかりと確認したい人は、フィット感のある練習着を選びましょう。
3.初心者にはまずはセットアップがおすすめ
ダンスファッションに慣れていない初心者の人は、上下別々の服を選ぼうとすると悩む時間が増えてしまいます。そのため、ダンス初心者の人は上下のコーディネートがされているセットアップの服装がおすすめです。セットアップであれば、悩む時間が少なくなり、上下別々で購入するよりもお得になりやすいメリットもあります。
ここでは、おすすめのセットアップ商品を2つ紹介します。
3-1.レギュラージップパーカー×ダンサーズスウェットパンツ
レギュラージップパーカーとダンサーズスウェットパンツの組み合わせは、POPなカラーバリエーションと、ダンサーファッションが楽しめるデザインが魅力です。無地でシンプルなデザインは着こなしがしやすく、12色から自分の好きな組み合わせで選ぶことができます。同じ色で合わせるなど、上下セットアップならではのスタイルを楽しみましょう。
レギュラージップパーカーの生地は少し厚みがあり、春の肌寒い時期や、秋~冬の寒さが本番になる時期にぴったりです。ダンサーズスウェットパンツは、コットン素材で肌触りがよく、吸湿性と通気性に優れています。
どちらもオリジナルのプリントを入れることができるため、チームでお揃いで着用するのもおすすめです。
3-2.ラグランスリーブジャケット×ジャージロングパンツ
ラグランスリーブジャケットとジャージロングパンツの組み合わせは、サイドのストライプがおしゃれなセットアップです。ストライプの色は5色から選択可能で、ダンスのイメージに合わせて選ぶことができます。ジャージ素材のしっかりとした生地は、動きやすく練習着として最適です。また、ロングパンツはゴムウエストで着用感も軽く、ポケット付きで実用性に優れています。
オリジナルデザインのプリントも可能なため、部活などで統一感のある練習着を探している人におすすめの服です。
まとめ
ダンスは大きく動く振付も多いため、練習着を選ぶ際は「動きやすさ」「通気性・吸湿性の良さ」などを考慮するのがポイントです。ダンスはシルエットが重要であるため、練習着からおしゃれに気を使うことで、本番のステージでも魅力的な見せ方ができるでしょう。
オリジナルウェア制作専門の「クラTジャパン」では、ご要望に沿ったデザインを基に、お好みのプリント・刺繍・加工法でオリジナルウェアを制作できます。ダンスの練習着にジャージのセットアップがほしいという人や、プリントTシャツ・スウェットをお揃いで制作したい人はぜひお気軽にご相談ください。