本記事では、タオルの寿命やタオルの寿命の見極め方を解説するとともに、タオルを長持ちさせる方法やタオルの買い替えにおすすめのタイミングなどをご紹介します。
タオルの寿命は洗濯30回
ホテルやスパなどタオルの状態がサービスの質につながるような場所では、タオルを30~40回程度洗濯をすると寿命とされていることが多いようです。これはあくまでもサービスとしてタオルを使用する場合の目安で、家庭の場合はそれ以上の使用も可能です。
タオルの寿命は素材によっても異なり、一般的に化学繊維よりもコットンやリネンといった天然繊維の方が長持ちするといわれています。また、洗濯の方法や頻度、パイルの長さなどによっても寿命は変化するため、単純に使用期間だけで判断するのではなく、見た目や手触りなどで判断しましょう。
寿命を迎えたタオルは風水的にNG?!
おろしたての新しいタオルは気持ちの良いものです。タオルは運気アップに役立つとされる風水にも関係しているようです。風水の考え方では、タオルで拭く行為は厄落としの意味をもっており、寿命を迎えたタオルを使用していると運気を下げてしまう原因になるといわれています。
生活に風水を取り入れてみたいと考えている人は、インテリアや持ち物だけではなくタオルの劣化具合も意識をしてみてはいかがでしょうか。
タオルの寿命を見極める4つのポイント
歯ブラシの場合、一般的にヘッドから毛先がはみ出したときが交換の目安といわれていますが、タオルの交換時期は使う人の感覚に左右されがちです。家族の中でも「そろそろ交換しようかな」「まだまだ使える」と意見が分かれることもあるでしょう。
ここではタオルの寿命を見極めるタイミングを解説します。
1. 臭いがとれない
洗濯したばかりなのにタオルからいやな臭いがする、繰り返し洗濯しても臭いがとれないという場合は、タオルに雑菌が繁殖している可能性があります。
長時間濡れた状態だったり、長い間タオルを使い続けたことによって汚れや洗剤がタオルの繊維に残り、雑菌が繁殖していることが考えられます。早めに新しいタオルに交換しましょう。
2. カビなどで変色している
タオルが全体的に黒ずんできたり黒い点が出ている場合はカビが発生しているかもしれません。赤っぽく変色するのも菌が繁殖してカビになる手前の状態です。
カビを吸い込んでしまうとアレルギーや肌荒れを引き起こしかねないため、早急に新しいタオルへ交換することをおすすめします。
3. 吸水力が落ちた
一般的なパイル生地のタオルは表面の糸がループ状になっており、しっかりと立っているため水をよく吸います。
しかし、繰り返しの使用や洗濯によって繊維が傷んで硬くなると、ゴワゴワとした肌ざわりになり吸水力が落ちます。顔を拭いたときに痛いと感じたり、以前より水を吸いにくいと感じたら新しいタオルに交換しましょう。
4. ほつれが出てきた
パイル生地のタオルのループ状の糸は、繰り返し洗濯することで糸がほつれてしまいます。僅かなほつれであればハサミでカットして引き続き使えますが、ほつれが多くなってきたり、長く糸が飛び出ている、パイルにばらつきが出ている場合は寿命がきているといえるでしょう。
タオルの寿命を延ばす方法
生活に欠かすことのできないタオルは、毎回気持ちの良い状態で使いたいですが、経済面を考えるとホテルのように頻繁に交換することは難しいでしょう。また、お気に入りのタオルであればできるだけ長く使いたいものです。
そこで、ここからはタオルを少しでも長く使うための方法を紹介します。
1. 柔軟剤を使い過ぎない
タオルをふんわりさせたい、良い香りにしたいといった目的で柔軟剤を規定量よりも多く使用する人もいるのではないでしょうか。柔軟剤はタオルの繊維をコーティングして肌ざわりを柔らかくしますが、一方でパイルも柔らかくなってしまい糸が抜けやすくなってしまいます。また、柔軟剤で繊維がコーティングされることで吸水力が落ちたり、汚れが残りやすくなることもあります。
柔軟剤を使う場合は、規定量を守るようにしましょう。柔軟剤の代わりに重曹やクエン酸を使うことでもふわっとした肌触りに仕上げることができます。
2. 洗濯物を詰め込み過ぎない
洗濯の際、洗濯機いっぱいに洗濯物を詰め込んでしまうと、他の洗濯物との間に摩擦が生じ、生地が傷みやすくなります。また、すすぎが十分にできないことでタオルに洗剤が残ったり、汚れが落としきれなかったりと臭いの原因にもなりかねません。
洗濯の際は、一度に洗う量を減らしたり、洗濯ネットを使用して洗濯物同士の摩擦が起こりにくい状態にしましょう。
3. 洗濯後に放置しない
洗濯後、脱水が終わった状態のタオルはパイルが寝ている状態です。放置しているとそのままの状態で乾くため、ゴワゴワとした手触りになってしまいます。
また、洗濯物を長時間洗濯機に入れたままにしておくと、雑菌が繁殖してしまいます。洗濯後はそのまま放置せず、なるべく速やかに干すようにしましょう。
4. 干す前にタオルのしわを伸ばす
前述の通り、洗濯直後のタオルはパイルが寝ている状態です。干す前にタオルを上下に振り、しわを伸ばしてから干しましょう。タオルを振ることでパイルが起き上がり空気を含んだふわっとした手触りが蘇ります。
5. 陰干しをする
タオルは陰干しが最適です。太陽の光をたっぷり吸い込める場所の方が適していると考えられがちですが、強すぎる紫外線はタオルの色褪せや繊維を傷める原因となります。
タオルの劣化を防いでできるだけ寿命を延ばしたいと考えるのであれば、陰干しがおすすめです。
6. 風通しの良い場所に干す
濡れた状態の髪がダメージを受けやすいのと同じで、タオルの素材が天然繊維であれば、洗濯後の水を吸った状態は強度が低下しています。タオルを干す際はできるだけ風通しの良い場所を選び、短時間で乾かすことを意識してください。
室内であればサーキュレーターや扇風機を活用するのも良いでしょう。
タオルの買い替えにおすすめの3つのタイミング
来客が少ないご家庭では、家族しか使わないからとタオルの買い替えを先延ばしにしてしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、寿命を過ぎたタオルは生活の質を下げてしまいかねません。
そこで、ここからはタオルの買い替えにおすすめのタイミングを紹介します。
1. 年末年始などに総入れ替えする
いつタオルを買い替えたか忘れてしまう人は、年末年始や新年度など、節目のタイミングでの総入れ替えがおすすめです。大掃除をしたあと、新年を迎えるとき、新学期の始まりなどにタオルを新しいものに交換すると、より新鮮な気持ちで生活のスタートがきれるだけではなく、替え時を忘れにくいというメリットもあります。
2. 場所ごとにルーティン化する
家にある全てのタオルを一度に交換するとなると、その分発生する古タオルの量も増えます。古タオルを活用したいけど、あまりスペースをとらずに保管しておきたい人には、場所ごとにルーティン化してタオルを交換する方法もおすすめです。
今月はトイレ、今月はキッチンというよう少しずつ新しいタオルと交換していくことで、古タオルが大量に溜まることを防げるでしょう。
3. 汚れが目立ってきたら
グレーやブラウンなどダークカラーのタオルはスタイリッシュですが、濃い色のタオルは汚れに気付きにくい傾向があります。
白やベージュなどの薄い色のタオルを選んで、汚れが目立ってきたら変えるのも一つの方法です。白いタオルであれば色落ちを気にせずに漂白しやすいというメリットもあります。
寿命を迎えたタオルの利用方法
寿命を迎えたタオルを雑巾として使うケースも少なくありませんが、なかなか使いきれずどんどん溜まっていってしまうこともあるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、寿命を迎えたタオルを小さく切って、使い捨てのふきんのような感覚で掃除に使用する方法です。タオルは、2分の1のサイズや4分の1のサイズ、8分の1のサイズなどいくつかのサイズに分けると便利です。
ハサミでカットすると糸くずが出やすいため、ハサミでカットするのは端の1㎝ほどだけにします。ハサミで切り込みをいれた部分を両手で持って一気に引き裂くと、糸くずを出さずにタオルを分割できます。
例えば、キッチンでは食器を洗う前に油汚れを拭いたり、揚げ物の油を吸い込ませたりするときにも便利です。また、雨のあと砂埃などで汚れてしまったベランダの手すりを拭いたり、自転車や車の掃除に使ったりするのも良いでしょう。
まとめ
タオルの寿命を知って快適に使おう
一般的にタオルが品質の高い状態を保つことができるのは、洗濯して30~40回程度までといわれていますが、家庭で使用するものであればもっと長く使うことは十分可能です。今回紹介したように、洗濯の仕方や干し方を工夫するだけで、お気に入りのタオルの寿命を延ばすことができます。
寿命を迎えたタオルは無駄にすることなく、掃除などで活用しましょう。清潔で気持ちの良い生活を送るためにも、タオルの汚れや臭いなどが気になったら、新しいタオルに交換するのがおすすめです。
クラTジャパンでは、スポーツタオルやフェイスタオルなど、豊富なサイズの中からオリジナルタオルをオーダーできます。寿命がくるまで長く使いたくなるようなお気に入りのデザインのプリントタオルを作って、生活にさらなる彩りを加えてみてはいかがでしょうか。
オリジナルタオルの作成をお考えなら、クラTジャパンまでお気軽にご相談ください。
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