暑い季節になると汗をかいてベタベタになることや、Tシャツに汗染みができて見た目に影響をおよぼすことがあります。Tシャツの汗染みが目立つと恥ずかしいだけでなく、不潔に思われる場合もあるため、事前に防ぎたいところです。
当記事では、Tシャツの汗染みを防ぐ方法やできてしまった場合の取る方法にくわえて、汗染みが気になりにくいTシャツの選び方を紹介します。Tシャツの素材や色、サイズにこだわって汗染み対策しましょう。
1.Tシャツの汗染みを防ぐ方法
汗をよくかく人にとって、夏場やスポーツシーンなどでの汗染みは避けたい問題でしょう。Tシャツに汗染みができないよう、事前に対策を考えておくと安心です。
Tシャツの汗染み予防に有効な3つの方法を紹介します。
1-1.こまめに汗をケアする
Tシャツの汗染みを防ぐためには、こまめに汗そのもののケアが欠かせません。汗をかいていることに気がついたら、時間を置いてから処理するのではなくすぐにタオルや汗拭きシートで拭き取りましょう。
繰り返し洗って使うのが面倒くさい人には、使い捨ての汗拭きシートがおすすめです。商品によって、皮膚表面を滑らかに整えるパウダー入りのものや、トイレに流して処理できるものなど便利な機能を備えているため、好みの汗拭きシートを見つけましょう。
汗染みを放置すると見た目や着用感の不快さだけでなく、菌が繁殖して嫌な臭いがこびりつく原因となります。汗拭きシートが手元にない場合でも、ハンカチやタオルなどでできるだけ汗対策を講じることが大切です。
1-2.制汗剤や汗染み防止グッズを使う
汗を抑える制汗剤や、汗染み防止機能に特化したグッズを使うのも効果的です。
制汗剤は、汗の出る毛穴を塞いたり縮めたりして、汗の量を抑えるアイテムです。スプレーやスティック、ロールオンなど、制汗剤にはさまざまなタイプがあり、使い勝手のよいタイプを選べます。ドラッグストアなどで手軽に購入できるのもポイントです。
汗染み防止グッズとして、汗染み防止スプレーや脇汗パッドなどが挙げられます。汗染み防止スプレーは、Tシャツに吹きかけて撥水加工を施すアイテムです。脇汗パッドは、Tシャツの脇部分に装着して、汗をダイレクトに吸収します。
日常の汗染み対策として何かアイテムを携帯したいという人は、汗や汗染み予防に特化した機能性を持つ対象商品を探すことをおすすめします。
1-3.Tシャツの下にインナーを着る
途中で汗を拭く時間が取れない、自宅にあるもので汗染み予防に取り組みたい、と考える人はTシャツの下にインナーを着るとよいでしょう。
普段使用しているインナーで不安なときは、汗を吸収するパッド付きの汗取りインナーもおすすめです。汗染みのできやすい脇部分にパッドが付いている商品が多く、脇汗対策としてTシャツに汗取りパッドを後付けするよりズレにくいメリットがあります。
汗取りインナーの中には、汗を抑えてくれる冷感素材や速乾素材を使用した商品もあります。パッドに汗を吸収させつつ、着心地のよさも損なわないため、暑い夏の日や体を動かす日などにぴったりの汗染み対策グッズです。
2.Tシャツの汗染みを取る方法
汗をすぐに拭き取らないと、お気に入りのTシャツに汗染みや黄ばみが残る可能性があります。洗濯しても取れない汗染みや黄ばみができても、自宅でかんたんに汚れを落とすことが可能です。
Tシャツの汗染みや黄ばみを取る対処法として、2つの洗濯方法を順番に紹介します。
酸素系漂白剤を使用してTシャツの汗染みを取る方法 | |
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漂白剤には塩素系と酸素系の2種類があります。塩素系は、Tシャツの色や柄を落としてしまう可能性があるので、汗染みを取るときは酸素系漂白剤を使用しましょう。 | |
1 | 洗面器に40度前後のぬるま湯をはり、酸素系漂白剤を入れる |
2 | Tシャツを入れて10分~20分ほどつけおきする |
3 | Tシャツを洗面器から取り出し、普段通りに洗濯機で洗う |
食器用洗剤やクレンジングオイルを使用してTシャツの汗染みを取る方法 | |
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自宅にあるものでTシャツの汗染み落としを実践したいときは、食器用洗剤やクレンジングオイルを使用するのも1つの方法です。一般的な洗濯洗剤では取れない汚れでも、成分の異なる食器用洗剤・クレンジングオイルで落とせる可能性があります。 | |
1 | 洗面器に40度前後のぬるま湯をはる |
2 | 汗染み汚れを軽く濡らして、食器用洗剤・クレンジングオイルを染み込ませもみ洗いする |
3 | 洗面器のぬるま湯で洗剤を流し、普段通りに洗濯機で洗う |
洗濯洗剤以外のものを使用して洗うときは、Tシャツの洗濯表示を確認することも大切です。中には、衣類の使用感を損ねたり色落ちしたりする素材もあるため注意しましょう。
3.汗染みが気になりにくいTシャツの選び方
外出先でなかなか汗染み対策の時間が取れない、いちいち対応するのが面倒くさいという人は、Tシャツを選ぶときから汗染みが気になりにくいものを選ぶことをおすすめします。
汗染み対策Tシャツの選び方として、3つのポイントを解説します。
3-1.吸汗速乾性の高い素材を選ぶ
汗対策Tシャツを探す際、吸汗速乾性の高い素材を選ぶことが重要です。速乾性の高い素材を選ぶと、汗がTシャツに染み込む前に乾いてしまうため汗染みになりにくいでしょう。
具体的には、レーヨンやポリエステルなどの化学繊維が、速乾性の高い素材に当てはまります。天然素材であれば、リネンを選ぶのがおすすめです。Tシャツの素材としてよく使用されているコットン(綿)は、吸水性がよいものの乾きにくく汗染み対策には向きません。
生地の種類として、通気性の高いメッシュ生地のTシャツを選ぶのもよいでしょう。そのほか、汗が染み込みにくい加工や裏地の撥水加工などを施した、汗染み防止Tシャツを選ぶのも1つの方法です。
3-2.汗染みが目立ちにくい色を選ぶ
Tシャツの色によって、汗染みが目立ちやすい色と目立ちにくい色があります。
汗染みが目立ちにくい色は、白や黒、ネイビーなどです。肌着としてベーシックな黒やネイビーなどの濃いカラーは、乾いている部分と汗で濡れている部分の区別がつきにくい傾向にあります。白も汗で濡れているところが分かりにくいものの、汗を放置すると黄ばみが目立ちやすくなるため注意が必要です。
反対に、グレーやベージュ、パステルカラーなど、薄い色合いのTシャツは、汗染みが目立ちやすくなります。乾いている部分は薄く、汗で濡れた部分は濃く、Tシャツの濃淡がはっきりするため注意しましょう。
そのほか、単色ではなく柄物のTシャツを選ぶと、汗で濡れた部分をカモフラージュさせて汗染みが目立たなくなります。大きな柄よりも、なるべく細かな柄物を選ぶのもポイントです。
3-3.ゆとりのあるサイズを選ぶ
インナーを着用せずTシャツ1枚で着る場合は、Tシャツのサイズにゆとりをもたせるのも1つの方法です。
肌とTシャツの間に空間を持たせることで、かいた汗がすぐに吸収されず汗染みを防ぎます。また、Tシャツの中にこもりやすい熱を早く逃す効果も期待できます。
体のラインに沿うようなぴったりサイズを避けて、ゆったり着られるサイズのトップスを選びましょう。デザイン性も重視したい人は、ドルマンスリーブや胸元・袖にゆとりのあるデザインなど、おしゃれに着こなせそうなTシャツコーデを選ぶのもおすすめです。
まとめ
Tシャツの汗染みを防ぐ方法としては、こまめに汗を拭くことや制汗剤・汗染み防止グッズを使うことなどが挙げられます。ほかにもTシャツの下にインナーを着用するのもおすすめです。中には、吸汗速乾性に優れるインナーもあります。
クラTジャパンでは、オリジナルTシャツのバリエーションの1つとして、ドライウェア・ドライTシャツがあります。吸汗速乾性に優れるドライ素材を採用しているため、普段着はもちろんアクティブシーンでのスポーツウェアにもピッタリです。
気になる方は、ぜひ以下のページからドライウェア・ドライTシャツの詳細をチェックしてください。
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