普段使いのトートバッグになんとなく飽きてしまったときには、バッグのリメイクやアレンジを試してみましょう。バッグリメイクは難しそうに思えるかもしれませんが、セルフでのリメイクを自由に楽しんでいる方も少なくありません。
この記事では、自分でバッグのリメイクするときのコツや、具体的なアレンジ方法について紹介します。
バッグは自分でリメイクできる?リメイクのメリットとは?
普段使っているバッグをリメイクすれば、いつもとは違うスタイルに変身させることができます。
ミシンを持っている方なら、バッグに新たなパーツを縫い付けたり形を変化させたりといった複雑なリメイクにチャレンジしてみましょう。裁縫が苦手という方は、針や糸を使わずに手軽にできるリメイクを試すのがおすすめです。
バッグをリメイクすれば、世界に1つだけのオリジナリティあふれるアイテムになります。自分らしいデザインに仕上げられるのも、バッグをリメイクする大きなメリットです。
デザインに飽きてしまったバッグや古くなったバッグは本来であれば処分するはずだったアイテムです。しかしリメイクで生まれ変わらせれば、バッグを捨てる必要がなくなります。バッグのリメイクは、環境にやさしいサステナブルな取り組みでもあるのです。
バッグのリメイクをすれば、愛着のあるバッグを長く使い続けられます。思い思いのアレンジを加えて、思わず自慢したくなるようなオリジナルのバッグに仕上げてみましょう。
革製バッグや布製バッグ、かごバッグリメイクのアイディア5つ
革製や布製のバッグ、かごバッグは丈夫で長く愛用できるアイテムです。しかし、使い続けるうちにデザインに飽きてしまうこともあるかもしれません。
いつものバッグに飽きてしまったときには、以下のようなリメイクを加えてみましょう。
1. 手持ちバッグをショルダーバッグにリメイク
持ち手の付いたバッグをショルダーバッグにリメイクすれば、2way仕様の便利なアイテムになります。
手持ちの小さなバッグやクラッチバッグなどは、持っていると片手がふさがってしまうのが難点です。こういったバッグにストラップを取り付ければ、バッグを持っていても両手をあけられます。
まずは折り返したタグをバッグの上部、両サイドに縫い付けていきます。このタグにはあらかじめ金具を通しておきましょう。続いて、適当な長さに整えたショルダー部分のストラップを取り付けていきます。たったこれだけのリメイクで、いつものバッグを肩がけバッグに大変身させられます。
2. バッグを一回り小さくするリメイク
バッグが大きすぎて使いにくいときには、バッグを少し小さくリメイクするテクニックもあります。バッグの底や側面の布地が傷んできてしまったときに、その部分の布を省いて小さくアレンジする方もいます。
まずはバッグの布地の縫い目をすべて外していきましょう。続いて生地を少し小さめにカットしたら、再び同じ形に縫い合わせていきます。
トートバッグなどの簡単な構造のバッグであれば、小さくするアレンジは比較的簡単にできます。しかし、リュックサックやクラッチバッグなど構造が複雑なものをリメイクするのは少し難易度が高いかもしれません。
3. バッグに装飾を付けるリメイク
既成のバッグに装飾パーツを貼り付けるだけの簡単なリメイクもあります。100均や手芸店、ホームセンターなどでは、ハンドメイドに使えるリボンやビーズ、フラワーパーツなどが手に入ります。こういったアイテムをボンドやグルーガンでバッグに貼り付け、おしゃれにアレンジしてみましょう。
また、英文やイラストが描かれたおしゃれな布地をアレンジに使うのも良い方法です。布地をバッグに縫い付けるかボンドなどで貼り付ける方法で、バッグのイメージを一新させましょう。
4. かごバッグにレースやリボンを付けるリメイク
夏のお出かけに重宝するかごバッグは、レースやリボンを使えばおしゃれにリメイクできます。
レース素材のアイテムをかごバッグにグルーガンで取り付けていけば、魅力的なアレンジに仕上がります。また、かごバッグのフチ部分にリボンを通すようにしてリメイクし、余ったリボンをちょうちょ結びにするフェミニンなアレンジもおすすめです。
レースやリボンは100均や手芸店などで手に入るので、お気に入りのアイテムを探してみましょう。
5. バッグにポケットを付けるリメイク
バッグにポケットを付けるリメイクもぜひ試してみましょう。
お気に入りの布地でポケットを付けるだけの簡単なリメイクのほか、ファスナー付きのポケットを付けるアイディアもあります。まずはポケットになる布に先にファスナーを縫い付け、そのあとトートバッグにポケットを縫い付けていけばキレイに仕上がります。
ポケットの布地に革製の生地を使えば、バッグのデザインがワンランクアップします。
トートバッグリメイクのアイディア6つ
布製のトートバッグは、多くの人が1つは持っているポピュラーなアイテムだと思います。トートバッグのデザインに味気なさを感じるときには、自分らしいリメイクを加えてみましょう。
ここからは、トートバッグをステキに変身させるアレンジをチェックしていきましょう。
1. トートバッグに裏地を付けるリメイク
トートバッグに裏地を付けるリメイクをすれば、バッグの雰囲気に変化を付けることができます。また、裏地を付ければトートバッグの耐久性もアップします。
裏地に使う布は、トートバッグの布地とは違うイメージのものを選ぶのがポイントです。花柄やチェックなどの生地を選べば、内側がちらりと見えたときにおしゃれなイメージを与えることができます。
裏地に使う生地は、トートバッグと同じサイズのものを用意しましょう。裏地を縫い付ける前にポケットを作っておけば便利です。裏地の布を袋の形に縫い合わせたら、縫い目が出ないようにトートバッグに縫い合わせていけば完成です。
2. トートバッグにマチを付けるリメイク
トートバッグにマチを付ければ内部が広くなり、バッグに入れられる容量がアップします。
まずはバッグのサイズに合わせて、マチになる布を裁断していきましょう。マチ部分の布は、あえてトートバッグの布地とは違う質感のものを用意するのがおすすめです。
続いて、トートバッグの表と裏の縫い目を外していきます。あとは、表と裏の布地をマチでつなぎ合わせるようにして再び縫い合わせていけば、マチ付きのトートバッグが完成します。
3. トートバッグにファスナーを付けるリメイク
ほとんどのトートバッグにはファスナーが付いていません。しかし、ファスナーのないバッグを使っていると中身がこぼれてしまうことがあります。また、防犯上の不安を感じることもあるでしょう。
普段使いのトートバッグにファスナーを付ければとても便利です。ファスナーを付けるとリメイクには、トートバッグのサイズより少し長いファスナーと縫い付け用の生地が必要です。
まずはファスナーの長さを処理してから、縫い付け用の生地にファスナーを固定していきます。続いてバイアステープを縫い付け、トートバッグの口の部分に生地を縫い付けていきましょう。
4. トートバッグを巾着型にするリメイク
布地の柔らかいトートバッグは、巾着型にアレンジすることも可能です。「トートバッグの口を閉めたいけれどファスナーを付けるアレンジは難しい」と感じる方には、巾着アレンジがおすすめです。
トートバッグの上部には折り込んだ部分があるので、この部分のサイドに切れ目を入れましょう。続いて、この穴に両側から太いヒモかリボンを通していきます。持ち手を縫い付けてある部分はヒモやリボンを通せないので、切れ目を入れて縫い目部分を避けるようにして通していきましょう。
最後に、リボンやヒモを結び合わせれば巾着型トートバッグの完成です。おすすめは、幅広のリボンを使って巾着型に仕上げるアレンジです。大きなリボンをサイドで結べば、トートバッグの印象がガラリと変化します。
5. トートバッグに刺繍を入れるリメイク
普段使っているトートバッグの絵柄に飽きてしまったら、新たに刺繍を入れるリメイクにチャレンジしましょう。
お気に入りのモチーフを刺繍するアレンジのほか、もともとトートバッグに描かれている白黒の絵柄に色を足していけば、華やかな印象になるでしょう。オリジナルの刺繍を入れるのが難しいときには、100均で手に入る刺繍ワッペンを活用するのもおすすめです。さまざまなサイズ・デザインがあるので、自分好みのものを選びましょう。
6. トートバッグに文字や絵を入れるリメイク
布用インクやスタンプを使ってトートバッグに文字や絵を入れていくリメイクアイディアもあります。
布用インクやスタンプは100均や手芸店などで手に入ります。お気に入りのデザインやカラーを選び、トートバッグをキャンバスに見立てて自由にデザインを楽しんでみましょう。
また、アイロン転写シートを使ってトートバッグに文字や絵柄を入れるというテクニックもあります。転写シートを使えば、リメイク初心者でも手軽にトートバッグリメイクを楽しめます。
身近なアイテムをバッグにリメイクするテクニック3つ
手持ちの洋服や布小物に飽きてしまったら、これらをバッグに仕立てるリメイクにチャレンジしてもよいでしょう。ここからは、身近なアイテムですぐに試せる、リメイクアイディアをご紹介いたします。
1. 風呂敷を使ったリメイクバッグ
風呂敷は昔からバッグ代わりに使われてきた便利なアイテムです。ステキな柄の風呂敷を選んで、おしゃれなバッグにリメイクしてみましょう。
まずは、持ち手になるバッグ用のリングを2つ用意します。風呂敷を裏返しにして広げたら、中央部分にリングを置きます。風呂敷の手前側の2つの角を持ち、リングを縛って固定するように引っ張っていきましょう。リングに通した2つの角は、さらに片結びしてほどけないようにしておきます。
続いて、もう1つのリングを反対側の角2つに同じように固定します。あとは、内側にものを入れて形を整えるようにすればバッグが簡単に完成します。
2. スカートを使ったリメイクバッグ
使い古したスカートもバッグにリメイクできます。
まずはスカートのウエスト部分に持ち手を縫い付けましょう。続いて、スカートの裾部分を裏側から縫い合わせていきます。たったこれだけで、大容量のバッグが完成します。
大人用のスカートであれば、トートバッグのようなサイズ感のバッグに仕上がります。コンパクトなバッグを作りたいときには、キッズ用のスカートを使ってリメイクすると良いでしょう。キュートな柄のものをリメイクしたり、フリルやプリーツといったデザインのスカートを選んだりと工夫して、世界に1つだけのおしゃれなバッグに仕上げましょう。
3. パンツやジーンズを使ったリメイクバッグ
もう穿かなくなったけれど愛着があり捨てられないパンツやジーンズがあるときには、リメイクでバッグに変身させましょう。デニムのジーンズは使うほどに味わいが出るので、リメイクすればヴィンテージ感のあるバッグに仕上がります。
また、生地が丈夫な革のパンツをバッグにリメイクするのもおすすめです。まずはパンツの裾の部分をカットし、下部を裏側から縫い合わせていきます。残った裾部分で持ち手を作って取り付ければ、バッグに早変わりします。パンツを使ったリメイクバッグにはポケットがたくさんついており、使いやすいのが嬉しいポイントです。
バッグのリメイクをすれば世界にひとつだけのお気に入りアイテムになる!
【まとめ】
バッグのリメイクテクニックは数多くあります。腕に自信がある方は大掛かりなリメイクにチャレンジすることで、バッグの雰囲気を一変できます。リメイク初心者には、巾着アレンジや風呂敷アレンジなど、ミシンを使わずにできるものから試すと良いでしょう。
しかし、リメイクが上手くいかないことや、理想のデザインが作れないこともあるかもしれません。自分でバッグのリメイクすることが難しいときには、オリジナルトートバッグのオーダーがおすすめです。
バッグのデザインをオーダーできる業者を活用すれば、自分好みのバッグを簡単に作ることができます。豊富なデザインに対応している業者を選び、ステキなバッグを作成してみましょう。
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