キャップはコーデにアクセントをプラスしてくれる定番小物のひとつです。ただ、何も意識せずに被ってしまうと野暮ったくなってしまったり、自分のなりたいイメージとは違う印象になってしまったりすることがあります。おしゃれにキャップを被りたいなら、被り方のバリエーションを押さえておくことが大切です。
そこで今回はメンズ・レディースのキャップの被り方について詳しく解説します。キャップを被るときに知っておきたいポイントについてもご紹介しますので、本記事を参考にしておしゃれにキャップを被りましょう。
【メンズ向け】キャップの被り方
まずはメンズのキャップの被り方からご紹介します。被り方によってどのような印象になるかもお伝えしますので、鏡を見ながらいろいろな被り方を試してみてください。
前髪を上げて被る
前髪を上げると、顔まわりに髪の毛がかからないので、スッキリとして爽やかな印象になります。キャップはカジュアルなアイテムですが、前髪を上げることでキチンと感が出るので、大人っぽく被りたい方にもおすすめです。
深く被れるタイプのクラウン(頭を入れるところ)が大きめのキャップや、シルエットがやや角張っているものだと、より清潔感やキチンと感が出やすいです。
前髪を下ろして被る
カジュアルにキャップを取り入れたいなら、前髪を下ろして被るのがおすすめです。前髪が長めなら、下ろして被っても子どもっぽくなりすぎず、大人のカジュアルを演出できます。
こなれ感を出したいなら、無造作ヘアにして、クラウンが浅いキャップを選びましょう。前髪を下ろして被ると、顔の出る面積が少なくなるため、小顔効果も期待できます。
深く被る
キャップを深く被ると、大人っぽさが演出でき、クールなスタイリングになります。しっかり被ることで、男らしさも感じさせるため、ワイルドで無骨な印象を作りたい方におすすめです。
サイドの髪の毛をスッキリさせて被れば、シャープな印象になり、清潔感もアップします。キャップのツバが少し前傾になるように被るのがポイントです。
浅く被る
浅く被ると、トレンド感のあるカジュアルスタイルが簡単に作れます。表情がしっかり見えるので、爽やかさもアップする被り方です。
浅く被りたいときは、コンパクトなシルエットのキャップを選ぶのがおすすめです。サイドの髪の毛を無造作にしてキャップから出せば、こなれ感や柔らかさを感じさせるスタイルに仕上がります。
後ろ被りをする
後ろ被りはアクティブな印象になり、ストリートファッションやスポーツカジュアルにぴったりの被り方です。ただ、頭に軽く乗せるように浅く被ってしまうと、子どもっぽくてやんちゃな雰囲気になってしまうので注意しましょう。
後ろ被りをするときのポイントは、深めに被って、キャップのツバに角度がつかないように被ることです。ツバが真後ろにまっすぐ来るように被ってみましょう。
【レディース向け】キャップの被り方
次にレディースのキャップの被り方を紹介します。なりたい印象に合わせて被り方を考えてみましょう。
ダウンスタイルで被る
今のヘアスタイルを活かして髪の毛をおろしてキャップを被ると、スッキリとした印象になります。キャップの存在感が出やすいので、キャップをコーデのアクセントにしたい場合にもぴったりです。
髪型をアシンメトリーにして被る
片側だけ耳にかけたり、セミロングやロングヘアなら髪の毛を片側にまとめたりしてアシンメトリーにしてキャップを被れば、こなれた印象になります。下ろしたほうの髪の毛でフェイスラインが程よく隠れるので、小顔効果も期待できる被り方です。
後れ毛を出す
ざっくりまとめて後れ毛を出すことで、後れ毛が顔周りをカバーしてくれるため、小顔に見せられます。また後れ毛がフェミニンさを演出してくれるので、カジュアルやアクティブになりすぎず、女性らしいコーデが完成します。
前髪を上げて被る
前髪を上げて被ると、スッキリして大人っぽい雰囲気を演出できます。サイドの髪の毛はゆるっとまとめると程よい抜け感が出て、こなれた印象の仕上がりになります。
前髪を下ろして被る
前髪を下ろして被ると、カジュアルな印象に仕上がります。子どもっぽくなってしまうという場合は、前髪に束感を作ってみるのがおすすめです。
深く被る
キャップを深く被ると大人っぽい印象になります。ただし深く被りすぎると、キャップのツバで顔に影ができてしまうため、鏡を見ながら程よい深さを研究してみましょう。後ろ側を深く被って、ツバがやや斜めになるように被ると、顔まわりもスッキリ見えます。
浅く被る
キャップを浅く被ると、トレンドを感じさせる垢ぬけた印象になります。髪の毛のボリュームが出過ぎていると頭が大きく見えてしまうので、サイドはスッキリさせたほうが清潔感もあっておすすめです。
後ろ被りをする
ボーイズライクな印象を作りたいなら、後ろ被りがおすすめです。おでこを出して被ればスッキリして明るい印象になります。アウトドアやストリートスタイルなど、アクティブなコーデを作りたいときに試してみましょう。
【レディース・ヘアスタイル別】おすすめの被り方とヘアアレンジ
女性の場合はヘアスタイルによって、被り方にさまざまなバリエーションが作れます。ヘアスタイル別のおすすめの被り方やヘアアレンジを紹介するので、ヘアスタイルに合わせて被り方を工夫してみましょう。
ショート
まずはショートヘアの方におすすめなキャップの被り方から紹介します。
耳に髪をかける
ショートヘアの人がそのままダウンスタイルでキャップを被ると、男の子っぽい雰囲気になりすぎてしまいます。女性らしさを演出したいなら、耳を髪にかけるのがおすすめです。大人っぽい印象にもなるので、カジュアルすぎないこなれた印象を作れます。
キャップの他に大ぶりのピアスやイヤリングをつける
より女性らしさを感じさせるコーデにしたいなら、キャップに大ぶりのピアスやイヤリングを合わせるのがおすすめです。ボーイズライクになりがちなキャップコーデも、耳元で揺れるアクセサリーのおかげで女性らしい雰囲気が作れます。
ボブ
次にボブヘアにおすすめのキャップの被り方を紹介します。
後ろ被りをする
キャップを被っても程よく髪の毛が見えるため、ボーイズライクになりがちな後ろ被りもフェミニンな印象に仕上げられます。ヘアスタイルもコンパクトなので、カジュアル感が出しやすくておすすめです。
よりフェミニンな印象にしたいなら、髪の毛を軽く巻いて動きを出しておきましょう。前髪を上げて後ろ被りにすると、フェイスラインがスッキリ見えます。
浅く被ってシルエットを出す
ボブヘアを内巻きにしてコロンとしたシルエットを作った上で、キャップを浅く被れば、トレンド感があって大人可愛い印象になります。逆に外ハネにしておけば、アクティブな雰囲気が出るので、カジュアルコーデにもおすすめです。
サイドを耳にかけてスッキリさせるとキチンと感も出るので、ラフになりすぎません。
ローポニーテールを作る
長めのボブなら、小さめのローポニーテールを作ってキャップを被るのもおすすめです。フェミニンさを残すには、後れ毛を多めにしてみましょう。フェイスラインも隠せて、小顔効果が期待できます。アクセサリー付きのヘアゴムを選べば、バックスタイルのアクセントにもなります。
セミロング・ロング
最後にセミロング・ロングヘアにおすすめのキャップの被り方を紹介します。
スーパーストレートにする
クールな印象を作りたいなら、スーパーストレートにしてダウンスタイルでキャップを被りましょう。前髪を上げて被れば、顔まわりがスッキリして、よりスタイリッシュに仕上がります。
キャップで顔が隠れると重く暗い印象になってしまうので、深く被る場合でも顔に影が出ないように調節してみてください。
低めのおだんごアレンジをする
セミロングやロングヘアを低めのおだんごにすれば、全体のバランスがいいコーデが作れます。きっちりまとめるとスッキリとしてクールな印象に、ゆるくまとめるとリラックス感のある優しい印象になるので、コーデに合わせておだんごのまとめ方も工夫してみてください。後れ毛を出すと、よりフェミニンに仕上がります。
ゆるめの三つ編みを作る
ダウンスタイルでは重めになりがちなセミロング・ロングヘアをスッキリ見せつつ、女性らしさも感じさせるには、後ろでゆるめの三つ編みを作るのがおすすめです。
トップだけをしっかりまとめておけば髪の乱れも気になりにくく、一日アクティブに過ごせます。後れ毛や前髪をゆるく巻いてキャップを被れば、女性らしさを感じさせる仕上がりになります。
キャンディヘアにする
キャンディが連なっているように見えるキャンディヘアは、ポップでカジュアルな印象が作れる人気の髪型です。キャンディヘアだけでは子どもっぽい印象になりがちですが、キャップを被ってクールな印象をプラスすることで、トレンド感のある大人可愛いスタイルが作れます。特にセミロングの人におすすめのヘアアレンジです。
巻き髪にする
セミロングやロングの髪の美しさを活かした巻き髪ダウンスタイルで、キャップを被ればきれいめスタイルが簡単に作れます。きっちり巻くのではなく、軽く動きが出る程度に巻けば、カジュアルスタイルでもアンバランスになりません。スポーティーなコーデでも、巻き髪にするだけで大人っぽさと女性らしさをキープできます。
ベストなキャップのサイズは?
キャップにも洋服と同じようにサイズがあります。おしゃれに被るためには、被り方も大切ですが、自分に合ったサイズのキャップを選ぶことも重要です。
ベストなサイズのキャップは、頭のサイズを測って見つけましょう。ただ、深めに被るか、浅く被るかでベストサイズが変わってきます。
深めに被る場合のベストサイズを知るためには、おでこの真ん中と後頭部の一番出ているところを通るように、ぐるっとメジャーで囲んで測りましょう。浅めに被る場合は、目と頭頂部の中間と耳の付け根の少し上の2点を通るようにメジャーで囲んで測ります。
コーデやその日の気分によって深く被ったり浅く被ったりしたいという方は、アジャスターがついたタイプのキャップを選ぶと良いでしょう。
髪の毛がペタンコにならないキャップの被り方
男性でも女性でも「キャップを被りたいけれど帽子を脱がなくてはならない可能性がある」という日もあるでしょう。せっかくおしゃれをしても、キャップを脱いだときに髪の毛がペタンコになっていると残念な印象になってしまいます。
キャップを脱ぐ可能性がある日なら、男性でも女性でも前髪を下ろしたまま、浅くキャップを被るのがおすすめです。湿気があると跡がつきやすくなるので、雨の日や夏場は時々キャップを外して空気を入れ、髪の毛をほぐしておきましょう。
女性の場合はまとめ髪をしてキャップを被れば、キャップを外しても髪がペタンコになるのを防げます。ふんわりしたまとめ髪ではなくきっちりまとめておけば、キャップを外したときもおしゃれなスタイルをキープしやすいです。
自分好みのキャップを被りたいならオリジナルキャップを作ろう
キャップはパッと目に付いて、コーデのアクセントになるアイテムだからこそデザインにはこだわりたいものです。なかなか自分好みのキャップに出会えないという人は、オリジナルキャップをデザインしてみることをおすすめします。
自分の好きなモチーフや言葉、デザインで作れるオリジナルキャップなら、他の人とは被らない自分だけのおしゃれアイテムが作れます。フルカラープリントはもちろん刺繍も入れられるため、高級感がある市販品のようなキャップを作ることも可能です。
CLAT-JAPANならキャップの種類が豊富にあるため、自分好みのシルエットを選んでオリジナルキャップが作れます。お好みのデザインにて刺繍やプリントを施して1個からでも注文できるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
無地での購入もOK!オリジナルキャップ・帽子アイテム一覧
被り方を工夫してキャップコーデを楽しもう
【まとめ】
同じキャップでも被り方を少し工夫するだけで、印象が大きく変わります。今回紹介した被り方を参考にして、コーデにキャップをうまく取り入れてみましょう。
他の人と被らないキャップコーデを楽しみたいなら、オリジナルキャップを制作するのもおすすめです。世界に一つだけのデザインのキャップで、ワンランク上のおしゃれを目指してみましょう。