夏に欠かせないTシャツは、色・柄などのデザインが豊富にあり何枚でも欲しくなるアイテムです。一方で、増えたTシャツの収納方法に悩む方も少なくないでしょう。
Tシャツの収納にはいくつかのポイントがあり、意識すればクローゼットが雑然とするのを防げます。この記事では、Tシャツ収納のポイントに加え、おすすめの収納方法や便利な収納アイテムについて詳しく紹介します。たくさんのTシャツの管理や収納にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
1.Tシャツ収納のポイントは?
Tシャツを収納する際は、いくつか意識すべきポイントがあり、考慮せずに収納すると、着用する際に困るケースがあります。以下では、特に覚えておくべきポイントを3つ紹介します。
1-1.見つけやすさを意識する
Tシャツは、柄が分かるような状態にたたんで収納するのがおすすめです。丸めるような形で入れると、すぐに柄が分からず、開いてチェックする手間が発生します。Tシャツの柄が一目で判断できるようになることで、引き出しを開けた際、その日に着たい服をすぐにチョイスできるようになります。
1-2.形が崩れないように収納する
Tシャツはたたむとシワになるケースがあるため、ハンガーにかけて保管している人も多いでしょう。しかし使用するハンガーによってはハンガーの跡がつくというデメリットがあります。したがってTシャツを収納する際は、跡がつかないハンガーを使ったり、シワになりにくいたたみ方を意識したりすることが大切です。
ハンガーは、首元が伸びないよう滑り止めのついたものがよいでしょう。肩のサイズが合っていないと肩のあたりに跡がつきやすくなるため、サイズが合ったものを購入することも重要です。
1-3.保管する場所に注意する
Tシャツは、日光が当たらず、湿気のない場所で保管しましょう。Tシャツが日光に長い間当たり続けると、紫外線によって変色する場合があります。また、クローゼットやタンスを利用しても、収納環境によっては虫に食われるリスクが発生するでしょう。虫は特に、湿度の高い場所を好みます。
よってTシャツは、直射日光が入る窓際や湿度の高いクローゼットなどを避け、日に当たらない涼しい場所に収納するのがポイントです。
2.おすすめのTシャツ収納方法
Tシャツの収納方法にはさまざまな種類があるため、自分自身が用意できる収納スペースと相談しながら収納方法を考えることが大切です。以下からは、おすすめの収納方法の概要やその利点、具体的な実践法などについて紹介します。
2-1.四角くたたんで収納する
四角くたたむ方法は、シンプルで行いやすいという利点があります。また、タンスを開いた際に一目でデザインがチェックできる点も魅力です。服屋でも一般的に用いられているたたみ方のため、見た目の印象も美しいものとなります。
まずはTシャツを、部屋の平らなところで裏側を上にして置きます。左右を3分の1ほどの場所で、それぞれ内側に向けて折りましょう。のちに収納するタンスなどの幅に合わせて折るのがコツです。袖がはみ出た場合は、裾に向かって斜めに折り返しましょう。裾を持ち上げて首元の位置に運ぶ形で、上下に折りたたんでひっくり返したら完成です。もう一度上下に折りたたむと、よりコンパクトになります。
2-2.ハンガーにつるして収納する
ハンガーにつるして収納する方法には、以下の通りさまざまな利点があります。
・手間がかかりにくい
タンスに収納する場合とは異なりたたまなくてよいため、手間がかからずスムーズにTシャツを収納可能です。
・Tシャツの柄を一目でチェックできる
Tシャツの柄全体がすぐに把握できることから、着たい服を探しやすくなるでしょう。
・シワがつきにくい
たたむケースと比べて、シワや折り目がつきにくくなります。そのため、お気に入りのTシャツがしわしわになるリスクや、アイロンをかける手間などを削減できるでしょう。
収納方法は簡単で、ハンガーに服をかけてクローゼットなどにかければ完了です。ハンガーにかける際は、首からではなく、裾から入れることを意識しましょう。首から入れると、襟ぐりが引っ張られる形となり、よれるリスクが高まります。
2-3.丸くたたんで収納する
丸めてたたむと、四角くたたむ場合に比べてよりコンパクトになります。持っているTシャツが多すぎて、収納場所に困っている人におすすめできるでしょう。家で保管する場合だけでなく、スーツケースに入れて旅行先に持っていく際にもおすすめできる収納方法です。
まずは、Tシャツの前を上にして置きます。8cmほど裾の前部分をめくっておきましょう。左右を片側ずつ3分の1だけ内側にたたみ、襟から裾に向かってくるくると丸めていきます。巻けたらめくっていた裾部分を丸めたTシャツにかぶせ、完成です。
丸めていく際、きつく丸めすぎるとシワができやすくなるため注意しましょう。ただし、ゆるすぎると自然にほどけやすくなります。何度も練習して、ちょうどよい加減を覚えていくことが大切です。
2-4.Tシャツを立たせて収納する
小さくたたんでクローゼットの中で立たせて収納すると、四角く折って収納する場合に比べてよりコンパクトに収納できます。たくさんのTシャツを収納したい人に向いているでしょう。さらに四角くたたむ方法とは異なり、複数枚のTシャツを上下に重ねる必要がありません。積まずに整列させるため、「下のほうにあるTシャツの柄がすぐにチェックできない」という事態を防げます。所持している服も一目で確認しやすくなるでしょう。
まずは、Tシャツの裏側を上に向けて置きます。袖を内側に向けて折り、両側の襟を持って、裾のほうへと折りたたみます。それをさらに上下にたたみ、裏表をひっくり返しましょう。左右を中心に向けて折り、最後に半分にしたら完成です。
立たせて収納したTシャツを取り出す際は、Tシャツを取ったことで空いたスペースをそのままにしておきましょう。すると、そのTシャツを洗って再び収納する際、空いたスペースへ戻す形でスムーズに収納できます。
3.Tシャツの収納に使える便利アイテム
Tシャツをすっきり収納したい人は、アイテムを使用するのも1つの方法です。アイテムを用いることで、よりきれいに収納できるようになったり、収納するスピードをアップさせたりする効果が現れるでしょう。以下からは、Tシャツを収納する上で便利なアイテムについて徹底解説します。
・仕切り板
TシャツとTシャツの間に挟むことで仕切りを作れるアイテムです。仕切り板を用いてブランドごと・カラーごとに分けると、Tシャツを管理しやすくなるでしょう。タンスを開いた際、着たいTシャツをすぐに見つけやすくなります。仕切り板が支えることで、Tシャツが倒れてシワになるのを防げる点もポイントです。
・たたみボード
ボードの上にTシャツを乗せ、折り曲げていくだけで簡単にTシャツがたためるアイテムです。誰でも素早くきれいにたためるようになるため、家事が苦手な人やスピーディーに済ませたい人に向いています。
・収納ケース
収納ケースに収納することで、長期間着ないTシャツをコンパクトに管理できます。収納ケースごとに季節ものを入れれば、衣替えも容易に行えるでしょう。蓋を閉めて収納すれば、ほこりも防げます。匂いが気になる人は、消臭シートを入れておくのがおすすめです。
・Tシャツロール
Tシャツを丸めて収納する上で役立つアイテムです。Tシャツをくるくると丸め、Tシャツロールを巻いて留める形で使用します。広がらずコンパクトに収納できるようになるため、タンスの中が雑然とするのを防げます。購入する際は、さまざまなTシャツの厚みに幅広く対応できるものを選択するのがおすすめです。
まとめ
Tシャツを収納する際は見つけやすさ・型崩れ・保管場所などを意識することが大切です。Tシャツの収納方法には、四角くたたむ・ハンガーにつるす・丸くたたむ・クローゼットの中で立たせるなどが挙げられます。中でも四角くたたむ方法は手軽で見つけやすい方法と言えるでしょう。
またTシャツを収納する際は、仕切り板・たたみボード・収納ケース・Tシャツロールなどの便利なアイテムを使用するのもおすすめです。Tシャツの枚数や自宅の収納スペースに合わせた方法を選んでみてください。
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