好きなデザインで作れるオリジナルTシャツは、学生から社会人までいろいろなシチュエーションで活躍します。ただ、いざTシャツをデザインしようとしても、「うまくデザインが作れない」という方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は初心者でも上手にTシャツをデザインするコツを徹底紹介します。コツだけでなく注意点なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。初心者でも時間をかけずにデザインができるデザイン集も紹介します!
押さえておきたいTシャツデザインのコツ
ではさっそくTシャツデザインをするときのコツを解説します。このコツを押さえておけば、初めてTシャツデザインをする場合でも、素敵なTシャツが作れるでしょう。
1. テイストを決める
Tシャツのデザインをする前にどんなテイストでTシャツをデザインするのかを決めましょう。
オリジナルで作るTシャツといっても、その用途はさまざまです。文化祭や体育祭で使うクラスTシャツ、サークルや部活で使うTシャツ、イベントのスタッフTシャツや余興のためのTシャツなど、使う場面によってデザインのテイストは異なります。
かっこいいイメージなのか、かわいいイメージなのか、誰が着るのかなどを考えて、大まかなテイストを決めましょう。テイストに合わせてプリントをするTシャツ自体の色も決めておいてください。
2. 絶対入れたいイラストや文字を決める
テイストが決まったら、デザインに絶対入れたいイラストや文字を決めます。
体育祭用なら◯年◯組のようなクラス名やスローガン、文化祭用なら出店する模擬店のイメージやお祭り感のあるモチーフなどが人気です。サークルや部活なら、名前や活動で使うアイテムなどを入れるとチームTシャツの雰囲気が作りやすくなります。例えばサッカー部ならサッカーゴールのイラストや、ボールとスパイクシューズのイラストなどを入れると、ぴったりなTシャツになります。
イベントスタッフや余興用として作る場合も、一目みてどんな目的で作られたかわかるようなイラスト・文字を決めていきましょう。
3. Tシャツの色に合わせてデザインの色を決める
Tシャツの色とプリントするデザインの色も重要です。白いTシャツであれば白系以外のどんな色を使ってもわかりやすいです。しかし赤のTシャツに濃いめのピンクでデザインを入れてもあまり映えません。
複数人で着るオリジナルTシャツの場合は、遠目で見ても同じTシャツを着ている仲間だと認識する目的もあるので、遠目で見てもデザインが入っていることがわかる色を選びましょう。
CLA-T JAPANの公式ホームページでは、カラーシミュレーションができるようになっています。これを使えば印刷したデザインがどれくらい映えるかがわかりやすいので、悩んでいる方は試してみてください。
CLA-T JAPAN プリントカラーシミュレーション
ちなみにデザインをプリントする方法にもよるのですが、シルクスクリーン印刷のような版(色ごとの型)を作る方法では、色の種類が増えるとプリント代が高くなってしまいます。大量にTシャツを作る場合は製作費用を抑えられるのですが、使える色の数も限定されるので、その点も考えながらデザインを決めましょう。
4. デザインを詰め込みすぎない
オリジナルでTシャツを作るとなると、いろいろ入れたいイラストや文字が出てくるはずです。ただあれこれ詰め込むと何のデザインかわかりにくくなるので、詰め込みすぎないデザインを作りましょう。
たくさんデザインを入れたい場合は、メインとなるイラストや文字を大きくして、その他のデザインを小さくするなどメリハリのあるデザインを考えてみてください。例えばクラス全員の名前を入れたい場合は、大きなイラストをメインにして、名前の文字サイズを小さくすることでメリハリがついたデザインになります。
5. プリントできる範囲いっぱいにデザインを入れない
Tシャツのデザインを作っているときは平面で作りますが、実際にプリントして着用するとデザインが立体的になります。そのためプリントできる範囲いっぱいにデザインを入れると、着用したときデザイン全体が見えない可能性もあるのです。
プリントできる範囲は業者によって微妙に異なりますが、ギリギリまで入れると、着用した時に思ったようなデザインにならないケースがあるので注意しましょう。
またデザインを入稿したあと、仕上がり見本を作ってもらえることがほとんどです。仕上がり見本は必ずチェックして、問題があれば修正しましょう。そのサイズでプリントして問題ないかを業者に聞いてみるのもおすすめです。
6. 周りに意見を聞いてみる
Tシャツのデザインは1人、もしくは複数人で作ることになるでしょう。デザインができたものの、本当にこれでいいのか悩んでしまったら、デザイン制作に携わっていない人に意見を聞いてみるのがおすすめです。デザイン制作に関わっていない人は新鮮な気持ちでデザインを見てくれるので、良し悪しを客観的に判断しやすくなります。
また、いくつかのデザインパターンを作るのもおすすめです。同じモチーフでも配置やフォントの種類、それぞれのイラストや文字のサイズを変えてみると全く違う印象に仕上がります。いくつか作って比べてみると、より良いデザインでTシャツが作れるはずです。
7. デザイン集を参考にする
ここまでコツを紹介してきましたが、初めてデザインを作るとなると、なかなかアイデアが浮かばないという方もいるかもしれません。そんな時はデザイン集を参考にして、デザインを作るのも1つの方法です。
オリジナルTシャツを製作している業者の多くが、デザインテンプレートやデザイン集を公開しています。既にあるデザインを参考にしながら、色やフォント、イラストモチーフを変えれば、簡単に素敵なデザインが作れますよ。
これがあれば簡単!おすすめデザイン集
CLA-T JAPANでもいろいろなテイストや、シチュエーションに合わせたデザインテンプレートをたくさん用意しています。もしデザイン作りに迷ったら、ぜひデザイン集を参考にしてみてください。気に入ったデザインとアレンジしたいポイントを伝えれば、CLA-T JAPANが素敵なオリジナルデザインに無料で仕上げます。
CLA-T JAPAN デザイン集
そのほか、フリー素材を見つけてデザインを作るのもおすすめの方法です。ネットにはさまざまなフリー素材があるので、いろいろ検索して見てみると、いいアイディアが浮かぶかもしれませんね!
デザインを入稿する方法
業者によって多少の違いがありますが、オリジナルTシャツを製作するときのデザイン入稿方法はいくつかあります。デザインソフトが使えないという場合でも簡単に作る方法があるので、どんな方法があるのか知っておきましょう。
1. 手書きのままデザインを作る
手書きで作ったデザインをそのままTシャツにプリントする方法が、最も簡単な方法です。イラストは得意な人にお願いするなどして、デザインを製作しましょう。味わいのあるオリジナルTシャツが作れます。
2. 手書きデザインをデータ化してもらう
パソコンソフトは使えないけれど手書きではないデザインを作りたいという方は、手書きで描いたデザインをデータ化してもらうこともできます。ざっくりとした手書きのイメージを作り、フォントやイラストのイメージを言葉で伝えれば、業者がデータ化してくれる仕組みです。この方法なら自分でデザインソフトが使えなくても、手作り感のないTシャツが作れます。
3. Illustratorで作る
デザインソフトとしてポピュラーなIllustratorを使用すれば、ご自身のイメージ通りのデザインになります。自分で作るので、細かい部分までこだわることができるでしょう。
バージョンやデータの作り方、解像度、カラーモードなどに規定がある場合が多いので、まずは業者のデータ入稿方法や作成方法を確認して作ることをおすすめします。微調整や簡単な修正は無料で行ってくれる業者も多いです。
4. Photoshopで作る
Illustratorと並んでポピュラーなデザインソフトがPhotoshopです。ほとんどの業者がPhotoshopで作ったデータでの入稿に対応しています。こちらも細かい部分までご自身でこだわれるので、おすすめの入稿方法です。
Illustratorと同じく、バージョンやデザインの作り方、解像度、カラーモードなどに規定がある場合が多いので、必ず確認しましょう。こちらも微調整や簡単な修正は業者が行ってくれる場合があります。
Tシャツデザインをするときの注意点!
Tシャツのデザインがなかなか決まらないと、すでに市販されているTシャツのデザインや企業ロゴ、マスコットキャラクターなどをコピーしたくなるかもしれません。
しかし著作者が作ったデザインを模写するのは著作権法違反です。また人の写真や似顔絵を許可なく使うのは肖像権の侵害にあたります。テンプレートやフリー画像は使用できますが、そうでないデザインを模写したり勝手に写真を使ったりするのは、例え個人的に使うTシャツであってもやめましょう。
コツを押さえて自分だけのオリジナルデザインを作ろう
【まとめ】
今回紹介したデザイン制作のコツを押さえておけば、初めてデザインを作る方でも比較的簡単にお気に入りのデザインが作れます。デザインソフトが使えない場合は、制作依頼をする業者を決定する前に、手書きデザインをデータ化してくれるかを調べておきましょう。デザイン作りに困ったら、ぜひデザイン集を参考にしてみてください。
オリジナルデザインのTシャツを簡単にオーダーするには?
学校や社内のイベント、店舗のスタッフユニフォーム等に最適なオリジナルデザインのTシャツはどうやってオーダーするの?
CLA-T JAPANでは、最短2日でお気に入りのデザインをプリントしたTシャツやポロシャツを簡単に作成できます。
まずは素材や生地の厚さ、予算にあったシャツの種類を探してみましょう。
オリジナルTシャツ商品一覧
デザイン案の準備や実際の注文方法はこちらのページも参考にしてください。
オリジナルTシャツの簡単デザイン作成ガイド
デザインやプリント方法、目的にあったシャツの種類など、お困りのことがあればお気軽にスタッフまでお問い合わせください。
せっかくのオリジナルTシャツ、是非お気に入りのデザインで製作してみてください。