着なくなったTシャツがある場合やお気に入りのTシャツがくたびれてきた場合は、リメイクするのがおすすめです。アレンジを加えて風合いの異なるTシャツにリメイクしたり、Tシャツの生地を使ってまったく異なるアイテムに作り変えたりするのもよいでしょう。
この記事では、Tシャツをそのまま活用する場合とTシャツで新しく作る場合の2パターンに分けて、リメイク方法やアイデアを紹介します。「着ていないTシャツがたくさんあるけど、捨てるのはもったいない」という方は、ぜひお役立てください。
目次
1.Tシャツをそのまま活用!リメイクアイデア
もう着ていないものの「パジャマや部屋着に使えるかも」と、Tシャツを捨てられずにいる方もいるのではないでしょうか。Tシャツには、たくさんのリメイク方法があります。着なくなったTシャツは思い切ってリメイクし、新しい気持ちで再利用するのがおすすめです。
以下では、Tシャツをそのまま活用できるリメイクアイデアを4つ紹介します。
1-1.カットする
Tシャツは定番のトップスで着回ししやすい一方、パンツやスカートと合わせても同じような雰囲気になりやすいデメリットもあります。また、周りの方のコーディネートと被りやすい点もTシャツの短所です。しかし、カットしてアレンジするだけでTシャツに個性を加えられます。
Tシャツをカットソー風にカットするのは特に簡単なリメイク方法です。ネックラインをVの字にカットすることで、Tシャツが一気に大人っぽい雰囲気になります。袖も好みの長さにカットすれば雰囲気が変わり、大胆に切り落とせばタンクトップにもできます。
ダメージ風カットもTシャツリメイク術の1つです。Tシャツの好きな場所に思うままにハサミを入れることで、簡単に個性的なオリジナルTシャツが手に入ります。
1-2.編む・結ぶ
Tシャツの裾を細長い短冊状にカットし、2本合わせて結ぶことでフリンジ風にアレンジすることも可能です。Tシャツをフリンジ風にアレンジすると、夏コーデに合う爽やかな印象のアイテムが完成します。Tシャツの袖をフリンジにすれば、より個性的なアレンジができるでしょう。
また、短冊状にした裾を交互に結び、網目状のフリンジにするとより個性的なTシャツになります。結ぶ位置や結び目の数を変えて、自分の好みに合ったフリンジを探してみるのもよいでしょう。
大きめの半袖Tシャツであれば、袖をリボン風にするリメイクも可能です。袖の肩の部分をざっくりとカットして布を折り、小さくカットした布を巻きつけることで、袖の外側がリボン結びされているようなかわいいTシャツになります。
1-3.染める
白Tシャツであれば、自分でほかの色に染めるのも1つの手です。
Tシャツの染め方にはいくつか種類があります。濡らしたTシャツをキッチンペーパーの芯などにくしゃっと巻きつけて紐で固定し、ランダムに染料を付ける方法では、絞り染めのような風合いを出すことが可能です。
紅茶やコーヒーでもTシャツを染められます。紅茶で染める場合は、濃く煮出した紅茶の中にTシャツを入れ、色ムラが生じないよう定期的に菜箸でかき混ぜながら放置しましょう。なるべく均一な色に染めるためには、あらかじめTシャツを水で濡らしておくのがコツです。紅茶やコーヒーでTシャツを染めた場合、濃すぎないナチュラルなカラーに仕上げられます。
1-4.刺繍する
単色のTシャツであれば、刺繍でアレンジするのもおすすめです。図柄や文字などの刺繍を胸元に施すだけでも、ワンポイント入った個性的なリメイクTシャツに仕上がります。
Tシャツに刺繍する際には、刺繍糸や刺繍針のほかに、刺繍枠やトレーシングペーパーがあると便利です。トレーシングペーパーは刺繍の元になるイラストや文字の下書きに活用できます。
ワンポイント刺繍のデザインの参考になる図案集なども売っているため、刺繍するデザインが思いつかない方は好みの本を探してみるとよいでしょう。
2.Tシャツで新しく作る!リメイクアイデア
Tシャツのリメイク方法は、Tシャツをそのまま活用するものだけではありません。Tシャツの生地を利用すれば、新しいさまざまなアイテムを作れます。
ただし、Tシャツから新しくアイテムを作る際には、事前にTシャツ素材を確認することが大切です。リメイクで生地を切ったり編んだりする場合、伸縮性がある綿のTシャツを選ぶと仕上がりがきれいになります。道具選びも重要です。特にハサミは、切れ味のよいものを選ばないとリメイクの失敗や生地のほつれにつながってしまいます。
Tシャツで新しく作るリメイクアイデアを5つ紹介します。
2-1.ポーチ・巾着袋
ポーチや巾着袋は実用性が高いため、お気に入りのTシャツのリメイク術としては特におすすめです。ポーチ・巾着袋であれば、無地のシンプルなTシャツはもちろん、大きな絵や柄が入ったプリントTシャツでも自然な形でリメイクできます。
小中学校では多くの場面で巾着袋が必要になるため、子供がいる家庭なら大活躍すること間違いありません。上履きや体操服、給食袋など、自分で用途に合わせたサイズの巾着袋を用意できる点もメリットです。
2-2.エコバッグ
ショッピングや通学など多くのシーンで活躍するエコバッグも、Tシャツリメイク方法の1つです。Tシャツをタンクトップのような形にカットし、裾を縫うだけで簡単にエコバッグが作れます。裾をフリンジ作りの要領でカットし、固結びをして裏返せば、縫う工程なしにエコバッグを作ることも可能です。
エコバッグを自作するには裁縫のノウハウが必要というイメージを持たれがちですが、Tシャツを使えばハサミ1つでエコバッグを作れます。
2-3.ハンカチ
吸水性が高い生地のTシャツであれば、ハンカチにリメイクすることも可能です。Tシャツを正方形にカットして縫うだけで作れるため、裁縫のノウハウもほとんど必要ありません。柄プリントTシャツであれば、柄部分に合わせてカットすることで簡単におしゃれなハンカチを作れるでしょう。
タオル生地やガーゼ生地にTシャツの生地を重ねて縫えば、ハンカチとしてより実用性が高くなります。ある程度手芸の経験がある方は、刺繍を施したりレースと組み合わせたりすることでさらにおしゃれなハンカチに仕上げられるでしょう。
2-4.ブックカバー
読書好きの方であれば、Tシャツをブックカバーにリメイクするのもよいでしょう。Tシャツの生地を使った布製のブックカバーは見た目にもあたたかみがあり、手になじみやすいというメリットがあります。
Tシャツからブックカバーへのリメイク方法は、Tシャツを採寸・カットし、折り目をつけて縫うだけです。裁縫に自信がない方は、縫う工程を両面テープや布用接着剤に変更しても問題ありません。裁縫に慣れている方は、複数のTシャツを組み合わせるなどのアレンジ方法にチャレンジすれば、より個性的なブックカバーに仕上がるでしょう。
2-5.コースター・マット
「Tシャツヤーン」を作れば、Tシャツからおしゃれなコースターや玄関マットなども制作できます。Tシャツヤーンとは、Tシャツに切れ目を入れて毛糸のような編み糸にしたもののことです。Tシャツの生地によっては、切れ込みを入れてから手で引き裂いてヤーンを作ることもできます。
Tシャツヤーンは毛糸のように編み物に利用できるため、かぎ針を使ってコースターなどの作品を作ることが可能です。また、複数のTシャツヤーンで長い三つ編みを作り、楕円状に縫い留める方法で玄関マットなども制作できます。
まとめ
着なくなったTシャツは、アイデア次第でさまざまな形にリメイクできます。Tシャツそのものをカットしたり染色したりといったアレンジを加えて、本来のTシャツのデザインとは異なる風合いに変えれば、より長く着続けられるでしょう。
また、Tシャツの生地を使ってポーチやエコバッグ、ハンカチ、ブックカバー、コースター、マットなどまったく別のアイテムに作り変えるのもおすすめです。アレンジ次第では、ミシンや手芸経験がなくてもチャレンジできるため、ちょっとした工作気分でリメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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