「自分にTシャツは似合わない」と感じている方は、もしかしたら骨格タイプの特徴に反するTシャツを選んでしまっているのかもしれません。体型やスタイル、骨格によって似合う服は異なるため、Tシャツを着るときも骨格タイプに合う形やサイズを選ぶ必要があります。
当記事では、ストレート・ウェーブ・ナチュラルそれぞれの骨格タイプの特徴とともに、どのようなTシャツが似合うのかも解説します。Tシャツをおしゃれに着こなしたい方はぜひ参考にしてください。
1.Tシャツが似合わないように感じる原因は?
Tシャツの着こなしが似合わないと感じる原因として、「骨格やスタイルに合っていない」というものが挙げられます。
Tシャツは、個人の骨格やスタイルによって似合う形が異なります。そのため、自分の骨格やスタイルを把握して、どのようなTシャツが似合うのか把握することが大切です。骨格やスタイルを意識したTシャツ選びのコツとして、「骨格タイプ(骨格診断)」も把握しましょう。
1-1.骨格タイプとは?
「骨格タイプ(骨格診断)」とは、個人が生まれ持った筋肉や体型、骨、皮膚の質感、体のライン、脂肪の量、関節のつき方などの特徴をもとに、自分に最も似合うファッションを導き出す診断のことです。
骨格診断タイプは以下の3つに分けられます。
・ストレート
筋肉がつきやすく、体全体にメリハリがあることが特徴の体型です。メリハリがあるため体に厚みが生まれやすく、肌には弾力とハリ感が目立ちます。腰や胸の位置が高く、いわゆる「グラマラスなボディ」と呼ばれることも多いです。
・ウェーブ
筋肉より脂肪がつきやすいタイプの体型です。骨が細く、ボディラインは全体的に華奢で平面的となっています。肌感は柔らかくふわふわとしており、腰の位置が低いため全身の重心は下に寄っています。
・ナチュラル
骨格や関節が大きく全体的にしっかりした特徴の体型です。手首や肩などの骨が出ていることも多く、手足が長くスタイリッシュな印象を与えます。肌の質感はドライな方が多く、全身の節々に力強さを感じます。全身の重心に偏りがなく、凹凸もありません。
2.【骨格タイプ別】似合うTシャツの選び方
「Tシャツの着こなしが思ったより似合わない」と感じたら、上記3つの骨格診断タイプを意識して、ふさわしい形のアイテムを選ぶことが大切です。具体的な骨格診断タイプ別のTシャツの選び方は以下の通りです。
2-1.ストレート
骨格ストレートタイプの方は全身の体型にメリハリがあるため、ジャストサイズのTシャツがおすすめです。オーバーサイズのTシャツを選んでしまうと、身体のラインが隠れ太って見えてしまうこともあるので注意しましょう。生地はハリ感とツヤがあり、しっかりした質感のものを選ぶと、Tシャツを着た際に骨格ストレートの体型を際立たせてくれます。
骨格ストレートタイプは上半身が厚くなりやすいため、首元を適度に空けたTシャツを着るとよいでしょう。ボートネックやVネックTシャツなどを着ると、着膨れせずスッキリとした印象を与えられます。
ゴシック体や明朝体などの文字がキレイに並んでいるようなデザインTシャツであれば、骨格ストレートの高級感ある雰囲気にマッチします。
2-2.ウェーブ
骨格ウェーブ体型の方は上半身に華奢なイメージがあるため、オーバーサイズTシャツや首が広く空いているものでは、ややバランスが悪く「洋服に着られている印象」を与えます。それよりも、体にフィットするサイズ感のTシャツがおすすめです。また、ふんわりとした柔らかめの生地を選ぶと、Tシャツを着た際に自然に流れている印象を与えられます。
Tシャツのデザインは、袖にフリルやレースなどが施されているフェミニンなものを選ぶと、より華奢で可憐な雰囲気を活かせます。肩周りにフリルが施されているTシャツもよいでしょう。また、丈が短めなTシャツであれば、見た目の重心が上に移動するため華奢さが気になる場合もカバーできます。
2-3.ナチュラル
骨格ナチュラルタイプの方は、骨格や関節がしっかりしている中性的な体型が一般的です。フリルやレースなどが施された女性らしさを強調する洋服より、オーバーサイズやメンズ用Tシャツが似合います。ゆったりサイズのTシャツであれば、体型が目立ちにくくなり、がっしりしたイメージを与えません。コットンなどの厚めの生地も違和感なく着こなせます。首周りは詰まっているほうが、より骨格ナチュラルの体型をキレイにアピールできるでしょう。
デザインについては、大小の文字がミックスされたものや大胆なプリントが施されているTシャツだと、目を引かせてボディラインも隠しやすくなります。
3.それでもTシャツが似合わない場合は?
Tシャツを選ぶ際は、自分が骨格タイプ「ストレート・ウェーブ・ナチュラル」のうち、どれに該当するかを考慮することが大切です。
それでもTシャツが似合わないのであれば、骨格以外に以下の点をチェックしましょう。
3-1.デザインが自分に合っているか確認する
奇抜なものやワンポイントロゴTシャツ、柄物など、Tシャツデザインにはさまざまな種類があります。性別や年齢などによって合うデザインは異なるため、自分の雰囲気とマッチするデザイン系Tシャツを選びましょう。
例えば、若い方であれば奇抜なデザインのTシャツでも着こなせますが、年齢が上がるとカジュアルで落ち着いた雰囲気を求められます。男性であれば落ち着いた色の柄シャツやカジュアルTシャツを着るのもよいでしょう。女性の場合は、「小さめで華奢なイラスト」「明るくポップなデザイン」などを選ぶことがおすすめです。
また、Tシャツに合わせてスラックスパンツやスカートなど、下に着用しているアイテムも調整しましょう。
3-2.色が自分に合っているか確認する
人は、生まれつきの肌感や瞳、髪、頬、唇などをもとにして、似合う色の傾向がある程度決まっています。この個人に合った色を「パーソナルカラー」と呼びます。パーソナルカラーにマッチするTシャツを選ぶと、年齢よりも若くみられたり健康的に見せたりすることが可能です。
パーソナルカラーは、大きく以下の4つに分類できます。
・イエベ春(スプリング)
オレンジやイエロー、アイボリー、ウォームグレーなど、明るく活発な印象を与える色です。
・ブルベ夏(サマー)
ラベンダーやスカイブルー、ミントグリーン、ベビーピンクなど、穏やかで上品な印象を与える色です。
・イエベ秋(オータム)
マスタードやレンガ色、ベージュ、ブラウンなど、暖かで深みのある印象を与える色です。
・ブルベ冬(ウィンター)
エメラルドグリーンやロイヤルブルー、ブラック、スノーホワイトなど、凛としたシャープな印象を与える色です。
3-3.素材が自分に合っているか確認する
Tシャツの素材には幅広い種類があるため、それぞれの特徴を踏まえて自分に合うものを選ぶことが大切です。例えば主な素材として、コットンやポリエステル、シルク、ナイロン、ウール、リネンなどが挙げられます。
素材によって、Tシャツの肌触りだけでなく着た際に与える印象も変わります。例えば、コットンであれば季節を問わず着用可能であり、ビジネスから普段着まで幅広いTPOに合わせた印象を醸し出せます。また、シルクは光沢を持っており高級感のあるイメージを与えられるため、フォーマルな場面で活躍するでしょう。
このように、自分が醸し出したい印象を踏まえて素材を選ぶことがおすすめです。
まとめ
Tシャツが似合わないと感じる人は、自分の体型やスタイルに合ったTシャツを選ぶことで解決する可能性があります。骨格タイプにはストレート・ウェーブ・ナチュラルがあり、それぞれ似合うTシャツのサイズや質感、首回りの詰まり具合などが異なります。また、Tシャツの素材や柄も似合うTシャツを探すときのポイントです。
オリジナルTシャツは、Tシャツの形や色、デザインを自由に決められます。自分の骨格タイプを知り、Tシャツを着こなしましょう。
オリジナルTシャツの作成をお考えの方は、クラTジャパンまでお気軽にご相談ください。
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