仕事中の職人さんや屋外イベントに参加している人などが、頭にタオルを巻いている様子を見る機会も多いでしょう。頭にタオルを巻くスタイルはただのオシャレではなく、熱中症の防止をはじめとした実用的な意味合いも持っています。
当記事では、頭にタオルを巻く理由とともに、かっこいいスタイルになる巻き方を詳しく紹介します。夏場に屋外で作業をする方や、屋外イベントに参加しようと考えている方は、ぜひ当記事を参考にしてかっこいいタオルの巻き方をマスターしましょう。
1.タオルを頭に巻く理由
鳶職人など屋外の現場で働く職人さんや、音楽フェス・スポーツ観戦といった屋外イベントに参加する人の中には、頭にタオルを巻いている人が多くいます。屋外で活動する人が頭にタオルを巻く理由は、主に以下の3つです。
・直射日光から頭を守るため
特に夏場は、頭に直射日光が当たり続けると熱中症になるリスクが高まります。高所で仕事をする場合は太陽が近くなるため、頭を陽射しから保護することが重要です。タオルを巻いたり帽子を被ったりするだけでも、頭の温度を下げることができ、熱中症対策になります。
・汗がしたたるのを防ぐため
頭に巻いたタオルは水分を吸収してくれるので、顔に汗がしたたり落ちるのを防げます。特に屋外で働く人は、流れた汗が目に入ると視界が奪われて危険です。頭にタオルを巻くと、作業の安全性の向上にもつながります。
・ヘルメット着用の際のクッション代わりにするため
屋外の現場で働く人は基本的にヘルメットを着用します。ヘルメットによっては、直接かぶると痛みが生じることも少なくありません。そこで、先にタオルを頭に巻き、上からヘルメットを被ることで痛みを軽減させるケースが多くあります。ヘルメットと頭の間に被る専用のキャップも販売されていますが、タオルで代用すれば低コストで済む点が大きなメリットです。
2.ダサいタオルの巻き方
頭にタオルを巻く際には、すぐには落ちない巻き方をすることが重要になります。しかし、適当に巻くとダサくなってしまい、近寄りがたい雰囲気になる可能性があるので注意が必要です。例えば、タオルを目深に被る巻き方をし、眉毛や目元が隠れると、感情が読みにくくなって周囲に怖い人という印象を与えやすくなります。
かっこいい印象にするためには、頭のタオルはきっちりと巻くことも大切です。ゆるく巻くとだらしがない見た目になるほか、給食帽のような印象になってかっこいいイメージからは遠ざかってしまいます。同じ人・同じタオルでも巻き方1つで印象ががらりと変わるため、かっこよく見える巻き方をいくつか知っておくとよいでしょう。
3.モテるかっこいいタオルの巻き方
頭にタオルを巻くと、やる気や熱意がみなぎっている人や、仕事熱心な人という印象を持たれやすい効果があります。今回はモテるかっこいいタオルの巻き方を3つ紹介するので、参考にしてください。
3-1.基本の巻き方
タオルの基本の巻き方は「ヘアバンド巻き」と呼ばれることもあります。一般的な巻き方は以下の通りです。
(1)タオルを3つ折りにする
タオルを幅11センチ程度の3つ折りにしてください。
(2)タオルをおでこに巻く
タオルをおでこに幅広めに巻きましょう。タオルの位置は眉毛の上あたりを目安にし、眉毛が見えるように巻くと優しい印象になります。耳は出しても隠しても構いません。
(3)タオルを後ろで結ぶ
タオルを後ろで結んで固定してください。結んだ部分はタオルに折り込むのがおすすめです。
頭に巻いたタオルを後ろ側で結んだだけでは、動いたり頭が揺れたりした際にほどけて落ちやすくなります。特に鳶職人などの場合、作業中にゆるんだタオルを結び直すと集中力が途切れてしまい危険です。また、飛び出たタオルの端が引っかかると、思わぬ事故や怪我につながる可能性があります。タオルを結んだ後の余分な布は内側に折り込んでおきましょう。
また、結んだタオルが落ちてこないよう、使うタオルのサイズ感も確認しておくのがおすすめです。
3-2.羊巻きの巻き方
羊巻きは、巻いたタオルが羊のツノのように両サイドに来る巻き方です。羊巻きは韓国から伝わったと言われており、おしゃれで可愛い巻き方なのでSNSなどでも話題になっています。羊巻きの巻き方は以下の通りです。
(1)タオルを3つ折りにする
タオルを縦に1/3ずつ丁寧に畳んで3つ折りにします。
(2)タオルの両端を外側に捲る
タオルの両端を外側に捲るようにしてクルクルと折ってください。
(3)タオルを被る
タオルの真ん中を広げ、帽子を被る要領で頭に装着しましょう。頭に被ってゆるかった場合は、タオルの両端を折る回数を増やしてみてください。
羊巻きは、タオルの巻き方の中でも個性を発揮させやすいのがメリットの1つです。子供や女性が楽しく装着できるのはもちろん、男性が頭に巻けばユーモアも生まれます。野外で仕事や作業をする際にはあまり向かない巻き方ですが、屋外イベントやお風呂上りに実践すれば気分を上げられるでしょう。
3-3.ねじり鉢巻きの巻き方
ねじり鉢巻きは、手ぬぐいではなくタオルで行うことも可能です。ねじり鉢巻きの方法は以下の手順を参考にしてください。
(1)タオルを折ってクルクルと巻く
タオルを縦半分に折り、クルクルと巻いて細長い状態にします。
(2)しっかりとねじる
タオルの両端を持ち、しっかりとねじってください。長いタオルはねじる回数を多くし、短いタオルはねじる回数を少なくするのがコツです。
(3)おでこでタオルを結ぶ
タオルの中心を後頭部に当て、前側でタオルを結びましょう。タオルの両端を上下にクロスさせ、下側を長くして上に折り曲げ、Uの字状になるようにねじり鉢巻きに差し込みます。
(4)結び目を後ろに回す
結び目の形を整えたら、ほどけないように結び目を後頭部に回して完成です。
タオルをねじり鉢巻きにすると、粋で男らしい印象になります。特にお祭りなどの野外イベントに参加する際には活躍する巻き方と言えるでしょう。
4.【サイズ別】タオルの種類
一口にタオルと言っても、種類によってサイズはさまざまです。頭の大きさや実施したい巻き方、用途などに応じて適した商品を選びましょう。
(1)フェイスタオル
短辺が約33~40センチ、長辺が約75~85センチのタオルです。ハンガーにかけて手や顔を拭くのにちょうどいいサイズで、お風呂上がりに全身を拭けるくらい十分な吸水力があります。日常生活や屋外・屋内イベントなど幅広い用途で活躍するベーシックなサイズであり、タオルを頭に巻きたい場合にもおすすめです。
(2)マフラータオル
短辺約20センチ、長辺約110センチの細長いタオルです。ライブグッズやスポーツ応援グッズとして使われることが多いタイプで、肩から掛けたり首元に巻いたりしやすいのが大きな特徴となっています。
(3)スポーツタオル
短辺約40センチ、長辺約110センチのタオルです。マフラータオルと同じくらいの長さで、短辺のサイズが約2倍となっています。名前の通り、スポーツに取り組む人が肩からかけて体を拭くのに便利なタオルです。スポーツ観戦やフェスへの参加時に羽織れば日焼け予防にもなります。
(4)ミニ・ハンカチタオル
1辺が約20~30センチの正方形のタオルです。ハンカチのように畳んでポケットやバッグに入れやすいサイズで、携帯性の高さがポイントとなっています。ノベルティや記念品としても多く使われています。
(5)ハンドタオル
1辺約35センチで、ミニ・ハンカチタオルよりもやや大きなタオルです。携帯しやすいサイズなので、普段の外出だけではなくアウトドアや旅行などでも活躍します。
まとめ
頭にタオルを巻くと、熱中症になったり汗が顔に流れたりすることを防げるほか、見た目にも大きく影響します。きっちり頭にタオルを巻けば、やる気や仕事熱心さ、かっこよさをアピールできます。頭のサイズは一人ひとり違うため、自分に合ったサイズのタオルを選び、周囲に好印象を与えられる巻き方を試してみましょう。
クラTジャパンでは、オリジナルタオルの製作を行っています。イベントやお祭りなどでオリジナルタオルを準備したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
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