作業着と聞くと暗めの色合いで地味なデザインの衣服を想像しますが、近年では機能性に優れながらもデザイン性の高いものが多く販売されています。しかし、作業着ではどのように着こなせばおしゃれになるのか、わからないという方もいるのではないでしょうか。
当記事では、作業着をかっこよくおしゃれに着こなすアイデアを5つ紹介します。プライベートだけでなく仕事でもおしゃれな服で気分を上げたいという方は、ぜひ参考にしてください。
1. かっこよくおしゃれに作業着を着こなすメリット
作業着は仕事における作業効率や安全性の向上が主な目的ですが、かっこよくおしゃれに着ることで、他にもさまざまなメリットが得られます。ここでは作業着をおしゃれに着ることで得られるメリットについて3点紹介します。
仕事のモチベーションがアップする |
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おしゃれでかっこいい着こなしで作業服を着られると、働いている時の気分も自然と向上します。晴れやかな気持ちで取り組むと、仕事へのやる気や効率が高まる効果に期待できます。 |
お客様からの印象がよくなる |
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作業着をかっこよく着こなせていると、お客様の目にも見映えよく映ります。好印象を与えられ、仕事が進めやすくなることにもつながるでしょう。 |
タウンユースにも使える |
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おしゃれな作業着は、仕事帰りや休日などにでかける際にも便利です。作業着の持つ無骨なイメージも、おしゃれに着こなすことでスーツやカジュアルウェアとはまた違った遊び心のあるかっこいい装いに見えます。おしゃれな作業着を普段着に愛用する女性も増えつつあります。服をあまり増やしたくないという方にとっても、仕事の作業着をオフにも着回せると便利です。 |
2. かっこいい・おしゃれな作業着の着こなしアイデア
作業着とは、そもそも作業や労働をする際に着る服全般のことです。作業を安全に効率よく行えるような、吸汗性や耐久性に優れた動きやすい服装であれば、作業着と呼べるでしょう。最近ではデザイン性の高さも意識した作業着も増えているため、手軽におしゃれな着こなしを楽しめるようになりつつあります。
ここでは作業着をおしゃれに着る際に意識するといい5つのポイントについて解説しましょう。
2-1. カラーコーデ
つなぎタイプの作業着でなければ、上下で違う色を組み合わせるとそれだけで垢抜けてカジュアルな感じが出ます。
作業着に多いグレー、ブラック、ベージュといったカラーをボトムスに取り入れつつ、トップスに紺や青、緑を選んでみましょう。仕事にも適切な落ち着いた印象を保ちながらも、おしゃれな感じが出せます。カラーコーデは簡単におしゃれさを引き立てられるので、作業着におしゃれを取り入れようと初めて試みる方におすすめです。
2-2. 春夏作業服×防寒ベスト
春夏用の薄手の長袖に、防寒のダウンベストを合わせたコーディネートです。最近では家庭洗濯に対応したウォッシャブル素材を用いた製品や、コンパクトに折りたたんで手軽に持ち運べる製品もあります。
気温の変化が大きい秋口や春先に使いやすい着こなしと言えるでしょう。ブラックやカーキの防寒ベストならばシックで落ち着いた印象になります。一方で、ダウンベストは元々スポーティな質感をしているので暖色など明るめの色を選んでもかっこよく見えます。
2-3. 上下デニムスタイル
デニムはタウンユースとしても人気の高いアイテムです。デニムの作業着はストレッチ性が高くポケットが多いなど、おしゃれなうえに機能性でも優れています。ジャケットとパンツのどちらもデニムで揃えたセットアップは、統一感があって簡単におしゃれな印象を引き出せます。
デニムは色落ち加工やヴィンテージ加工を施した製品もありますが、仕事着としてはカジュアル感が強い点に注意が必要です。加工をしていない濃紺やブラックのデニムであればかっちりとした印象を保てるでしょう。
2-4. ポロシャツスタイル
ポロシャツの長所は、襟付きのデザインにあります。襟があるだけできちんとした清潔感のある印象を持ってもらいやすくなるでしょう。細身の方が着るとシャープなイメージが引き立ちます。スポーツブランドから発売されているものも多く、ファスナー付きなどデザインの幅も広いのが特徴です。シンプルかつおしゃれなコーデに使いやすく、中に色違いの長袖を重ね着するとまた違った雰囲気になります。
襟を立てるとスタイリッシュな着こなしになり、デニムに合わせるとタウンユースにも使いやすいカジュアルさも合わせ持った装いが可能です。
2-5. エプロンベストスタイル
エプロンベストは、エプロンサイドとベストサイドのどちらを前にするかで印象の変わる、遊び心のあるアイテムとして人気です。ツールを収納するためのポケットが多く機能的な見た目で、作業着然としつつも職人らしい無骨なイメージが男性からも注目されています。
色もブラックやネイビー、カーキといった暗めのカラーが多いアイテムです。中に着るインナーも、合わせて暗めの色で揃えると合わせやすいでしょう。
3. かっこよくおしゃれに作業着を着こなすポイント
作業着を着こなす際に、おしゃれさばかりに着目して安全性や耐久性をないがしろにしては本末転倒です。あくまで作業に支障が出ないよう作業中の動きを考慮した上でおしゃれな着用の方法を模索するといいでしょう。
ここでは、かっこよくおしゃれな着こなしをする上で注意したいポイントを5つご紹介します。
3-1. サイズ
サイズは身体にフィットするサイズを選びましょう。あまりに大きすぎるとだらしない印象になるばかりか、作業中に服が引っかかったり機械に巻き込まれたりする可能性もあります。
冬場は着込むことを考えて若干大きめのサイズでも問題ありません。また、ガッチリ体系の方は身体にフィットしすぎていても、かえってかっこよく見えないこともあります。あえて少し大きめのサイズで身体のシルエットを変えることで、体格のよさが引き立つのでワンサイズ大きめの作業着にしてみるのもおすすめです。
3-2. カラー・デザイン
カラーは紺やダークグリーンなど、濃い目の色で作業着の定番カラーから少し外れた色を選ぶといいでしょう。グレーやベージュ、カーキは作業着のカラーとして定番なため、上下どちらかだけでも外すと一気におしゃれな感じが出せます。原色や奇抜なカラーは悪目立ちすることもあるため、注意が必要です。
デザイン性でかっこよさを引き立てる際は、縫い目をあえて目立たせたステッチやポケットのある服を選ぶと、ワンポイントのアクセントになります。
3-3. 素材
作業着は現場で擦れたり汚れたりする可能性があります。耐久性に優れ洗濯にも強い素材が使われているものを選ぶといいでしょう。たとえば耐久性が高くキメが細かいので着心地がいいブロード生地や、伸縮性に優れたツイル生地が用いられた作業着がおすすめです。
最近では形状記憶加工が施されていてシワやヨレができにくい作業着もあります。こうした作業着を選ぶと、ハリがあってきちんとした印象が出せるでしょう。
3-4. 季節感
夏場は室内では熱気がこもりやすく、屋外では炎天下のため熱中症リスクが高くなります。そのため、特に夏場は快適に過ごすためにも、通気性と吸汗性に優れた素材やメッシュ素材が使われている作業着を選ぶといいでしょう。冬場であれば反対に風によって体温が奪われるリスクがあります。防風性や保温性の高い生地で、中綿の入ったものがおすすめです。
春や秋の過ごしやすい季節は重ね着などの工夫もできます。季節の特徴に合わせた素材やデザインを選びましょう。
3-5. 組み合わせ
インナーを違う色にしたり、ベルトを締めたりするだけでも雰囲気やシルエットに変化が生まれて印象ががらっと変わります。周囲との差別化も図れるため、自分だけのおしゃれ感が演出できるでしょう。小物や安全靴との組み合わせもおすすめです。
鳶服のように上半身をすっきりと見せつつ下半身にふくらみを持たせたシルエットをAラインといいます。反対に上半身にボリュームを持たせたものはYラインです。こうした上下でボリューム感の違う装いも簡単におしゃれな着こなしになり、特に体格のいい方にはおすすめです。
まとめ
作業着をおしゃれに着こなすと、仕事のモチベーションが上がるほか、顧客に好印象を与えたり、普段着としても利用できるなどのメリットが得られます。
おしゃれに着こなすポイントとして、カラーコーデやデニム、ポロシャツ、エプロンベストなど、さまざまなスタイルが挙げられます。また、サイズ感、色やデザイン、素材、季節感、組み合わせにも配慮することで、作業効率を損なわずにおしゃれな装いが可能です。
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