トートバッグは収納力に優れ、通勤・通学・買い物など幅広いシーンで活躍します。しかし、中身がぐちゃぐちゃになってしまい、必要なものをすぐに取り出せずにイライラした経験はありませんか?ポケットが少なく仕切りもないトートバッグは、気を抜くとすぐにごちゃつきがちです。
当記事では、誰でも簡単に実践できるトートバッグの整理整頓術と、収納グッズの使い分け方、荷物を減らすコツを紹介します。日々のちょっとしたストレスを軽減するヒントをお届けしますので、トートバッグの使い勝手をもっとよくしたい方はぜひご覧ください。
1. 簡単!トートバッグの整理整頓術5選
トートバッグの中身をすっきりと整理すれば、毎日のお出かけで不便な思いをすることがなくなります。ここからは、トートバッグの中を簡単に整理整頓する5つの方法を紹介します。
1-1. バッグインバッグを使う
トートバッグの中身をすっきりと整理したいのなら、バッグインバッグを導入してみましょう。バッグインバッグとは、バッグの中で使う仕切り付きの小型バッグのことです。バッグインバッグにはポケットや収納がたくさん作られているので、荷物を上手に仕分けすることができます。
また、バッグインバッグは、取り出せばほかのバッグに移して使える点も魅力です。別のバッグを使いたい日はバッグインバッグを移し替えるだけで荷物の移動が済むので、気分に合わせてバッグを持ち替えたい方に向いています。
ポーチ付きのものやコスメ収納ができるもの、ペットボトルを入れるアルミ蒸着フィルムのポケットが付いたものなど、バッグインバッグには数多くの種類があります。普段使っているトートバッグのサイズや欲しい機能をチェックし、最適なバッグインバッグを選びましょう。
1-2. ポーチを活用する
お気に入りのトートバッグにほとんどポケットが付いておらず収納が難しいときや、細々としたアイテムを持ち歩きたいときは、ポーチを活用しましょう。メイク道具を入れるポーチのほか、仕事のデスク周りに必要なものやランチに出かけるときに持ち出すものなどもポーチに仕分けをすることで、必要なものをサッと取り出すことができます。
デリケートなメイク道具を入れるポーチは丈夫なものを、トートバッグの中をスマートに片付けるポーチは柔らかい布製のものを使うとよいでしょう。ただし、トートバッグの中で細かく仕分けをしすぎると、かえって何をどこに入れたのかが分かりにくくなります。トートバッグの片付けに使うポーチは2~3個ほどがおすすめです。
1-3. ジッパー付き保存袋を使う
ポーチはかさばりやすいため、使いにくさを感じる方もいるかもしれません。また、男性はバッグに入れるポーチをそもそも持っていないことも多いでしょう。その場合は、ポーチの代わりにジッパー付き保存袋やメッシュの袋を使って整理することも可能です。
ジッパー付き保存袋やメッシュの袋は、口をぴったりと閉じておけば、トートバッグの中でものが散乱してしまう心配がありません。また、ジッパー付き保存袋やメッシュ袋は透明なので、中身がすぐに分かるというよさもあります。
1-4. ブックスタンドやファイルを使う
トートバッグの中にノートや書類を入れることが多い場合は、ブックスタンドやファイルを仕込んでバッグを整理しましょう。トートバッグの中央部分にブックスタンドを入れてから収納すれば、中身をブックスタンドで区切ることができ、ごちゃごちゃしにくくなります。
また、書類をクリアファイルに入れて持ち運ぶようにすると、紙が折れてしまうのを防げます。ただし、ブックスタンドやファイルの選び方によっては、トートバッグが重くなってしまうこともあるため注意が必要です。
1-5. コードホルダーを使う
トートバッグにイヤホンや充電コードを入れていて、バッグの中でコードが絡まってしまった経験を持つ方もいるでしょう。絡まったコードを無理にほどこうとすると、断線する危険性もあります。
そのため、トートバッグにコードを入れて持ち歩くときは、コードホルダーを上手に活用しましょう。コードを束ねて留めておけるコードホルダーがあれば、トートバッグの中でコードが散らかったり絡まったりするトラブルがなくなります。
2. トートバッグを整理する際のポイント
トートバッグの中身をもっとすっきり整えたいときは、アイテムに収納するだけでなく、収納方法に工夫を凝らしてみましょう。ここからは、トートバッグの使い勝手をさらに高めるためのポイントを説明します。
2-1. 収納物に合わせてバッグインバッグを選ぶ
バッグインバッグは、トートバッグの中を整頓する上で非常に便利なアイテムです。ただし、どのタイプを選ぶかによって使い勝手が変わるため、目的や収納物に応じてバッグインバッグを選びましょう。バッグインバッグの選び方は、以下のポイントを参考にしてください。
- 用途
使用シーンによって、適切なバッグインバッグの形状は異なります。ビジネス用にはPCや資料が入る横型タイプ、通勤・通学などリュック派には縦型のリュックインバッグ、化粧品や小物が多いならレディース用のポーチ型が使いやすいでしょう。 - サイズ
バッグインバッグが大きすぎるとトートバッグに収まらず、小さすぎると必要なものが入らないため、普段の荷物量やトートバッグのサイズに合うバッグインバッグを選びましょう。ノートPCや書類を入れるならA4サイズ、小物の整理が中心ならB5やA5サイズがおすすめです。 - ポケット
バッグインバッグは、ポケットの数や配置も押さえたいポイントの1つです。文具やメイク用品を細かく分けたいときはポケットが多いもの、大きなアイテム中心ならシンプルな構造のほうが使いやすい場合もあります。収納物に合わせてポケットの大きさや数を確認しておきましょう。 - 素材
電子機器にはクッション性のあるフェルト素材、細々とした小物には中身が見えるメッシュ素材がおすすめです。撥水性に優れたナイロン製は雨の日でも安心です。帆布素材は洗えて丈夫なので、長く使いたい方に向いています。
自分のライフスタイルや持ちものに合うタイプのバッグインバッグを選ぶことで、トートバッグの中を簡単かつ効率的に整理整頓できるでしょう。
2-2. トートバッグや収納物によってケース・ポーチを使い分ける
トートバッグの中身を整理整頓する際は、トートバッグや収納物の特性に合わせてケースやポーチを使い分ける方法も効果的です。以下に、具体的な組み合わせ例を紹介します。
- 書類やタブレットなどを持ち歩く大きめトートバッグには「硬めのファイルケース」
A4サイズ対応のトートバッグには、ハリのあるドキュメントケースやスリムポケットホルダーがおすすめです。書類の折れ防止や中身の保護だけでなく、バッグ内の仕切り代わりとしても活躍します。 - 柔らかいトートバッグには「自立型ポーチやバッグインバッグ」
形が崩れやすい布製のトートバッグには、中で荷物が動かないように自立型のインナーポーチを使うと◎。荷物がバラバラにならず、見た目もすっきりまとまります。 - ポケットの少ないトートバッグには「仕切りになる硬めケース」
収納スペースが限られているトートバッグは、スタンド型の小物ケースやスリムファイルを活用して簡易的に仕切りを作ると、中身の整理がしやすくなります。 - 小物類が多い場合は「やわらかいポーチでざっくり分類」
リップや目薬、鍵などの細かいアイテムは、用途別にポーチを分けるのがコツです。中身が見えるメッシュ素材や半透明のポーチを使えば、必要なものをすぐに取り出せます。 - 化粧品の量に応じた「適切なサイズのコスメポーチ」
持ち歩くコスメの量が少なければ巾着タイプ、ほどほどならマチ付きポーチ、たっぷり派はスクエア型が使いやすいでしょう。中身が整理されれば、トートバッグの中も散らかりにくくなります。 - 一緒に使うアイテムは「1つのポーチにまとめて収納」
通帳と印鑑、タブレットと充電器など、セットで使うものは1つのポーチにまとめておくと、使うときにすぐに一式を取り出せてスマートです。用途別に数点のポーチに分けておく方法は、ほかのバッグに入れ替えるときにも便利です。
トートバッグや中身の特性に応じてケース・ポーチを選び分けることで、無駄な探し物を防ぎ、より快適に過ごせるでしょう。
3. トートバッグの中身を上手に整理するコツ
収納力のあるバッグ選びや荷物の配置ルールを決めることで、トートバッグの中が綺麗に整い、日常の動作もスムーズになります。ここからは、トートバッグの中身を上手に整理する4つのコツを解説します。
3-1. 収納ポケットの多いバッグを使う
市販されているトートバッグの中には、まったくポケットが付いていないタイプもあります。ポケットがないトートバッグを使っているために、バッグ内でものが散乱してうまく整理できない方もいるでしょう。
ポケットの多いトートバッグを利用すれば、バッグの中を効率よく片付けられます。最近では、ノートPCを収納できるパッド付きスペースや、着脱可能なボックス型の収納スペースを備えたトートバッグなども販売されています。荷物が多くなってしまいがちな方は、機能性の高いカバンを購入することも検討してみましょう。
市販品で理想のバッグが見つからない場合は、オリジナルのトートバッグの制作も選択肢の1つです。専門業者に依頼してトートバッグを制作すれば、愛着を持って使用できるオンリーワンのバッグを手に入れることができます。さまざまなデザインから選べるオリジナルバッグ作製業者を選び、オーダーメイドを依頼してみましょう。
3-2. 定位置を決める
トートバッグにものを入れるときは、あらかじめ定位置を決めるのがポイントです。たとえば「スマートフォンはトートバッグの内ポケットに入れる」「ハンカチやティッシュは外側のポケットに入れる」など、どこに何を入れるのかを決めると、万が一中身が散乱してもすぐに片付けることができます。
トートバッグにポケットがないときは、バッグの持ち手部分にリール付きのホルダーやスマホケースなどをセットする方法もあります。こうしたアイテムを活用すれば、スマホや小物をカバンの中で見失ってしまう心配がなくなるでしょう。特に、リール付きのホルダーはバッグの持ち手に通したまま、引っ張るようにして使うことができて便利です。
3-3. 荷物は立てて入れる
トートバッグの中を整理整頓された状態に保ちたいときは、荷物を「立てて収納する」と効果的です。横に寝かせて積み重ねると、下のものを取り出すたびに中身が崩れてしまい、すぐにごちゃごちゃになりがちです。
その点、ポーチや本、ペンなどを立てて収納すれば、上から見て中身が一目で分かり、必要なものをサッと取り出せます。また、トートバッグの高さを生かすことで、底面のスペースにゆとりが生まれ、無駄な重なりを防げるのもポイントです。収納ケースや仕切りポーチと併用すると見た目も整い、バッグの中身を簡単に入れ替えられるようになります。
3-4. シチュエーションごとに違うバッグを使う
ずっと同じトートバッグを使い続けていると、バッグの中に不要なものが溜まってしまう場合もあります。そのため、仕事用とオフのお出かけ用のバッグを分けるなど、シチュエーションに応じて違うバッグを使うのも整理方法の1つです。
バッグを交換するタイミングで、必要なアイテムのみを別のバッグに移し替え、不要なアイテムは処分すれば、バッグの中が散らかる可能性が低くなります。仕事の日にしか使わないアイテムを休日に持ち出してしまうという無駄も省けるでしょう。
4. トートバッグの荷物を減らす方法
収納アイテムを使ってもトートバッグの中を整理しきれない場合は、そもそも荷物が多すぎるのかもしれません。まずは持ち歩くものを見直すことが、整理整頓されたトートバッグへの第一歩です。ここからは、トートバッグの荷物を減らすための方法を説明します。
4-1. 本当に必要なものを厳選する
トートバッグの中をすっきりさせるには、まず「本当に使うものだけを選ぶ」必要があります。一度トートバッグの中身をすべて出し、日常的に使っているものだけを戻してみましょう。残りのアイテムは一旦家に置いておき、そのまま1日過ごしてみて、本当に必要だったものだけを再度加えます。
ソーイングセットや絆創膏、メイク用品など、意外と使用頻度が低いものを習慣的に持ち歩いているケースは少なくありません。そうした「お守り的アイテム」は、思い切って持ち歩くのをやめるのも1つの方法です。万が一必要になっても、近くのコンビニなどで調達できると考えれば安心です。荷物を見直すことで、トートバッグの中も心も軽くなるでしょう。
4-2. 小さいサイズに交換する
荷物の量を変えずに、全体をコンパクトにまとめたいときは、持ち歩くアイテムを「小さいサイズ」に置き換える方法が有効です。たとえば、長財布を二つ折りやミニ財布に換えるだけでも、収納スペースが大きく変わります。ポーチをひとまわり小さくすると、自然と中身の厳選が進み、無駄な持ちものの抑制につながります。
また、複数のペンは多色ボールペン1本に、化粧直しアイテムは薄型の紙タイプに変更するなど、工夫次第で軽量化が可能です。折りたたみ傘や水筒、スマートフォンの充電器なども、携帯性を意識したコンパクト設計のものが数多く販売されています。自分にとって必要な機能を満たしながらも、できる限り小さく・軽いものに変えることで、快適に持ち歩けるトートバッグに近づくでしょう。
4-3. 小分けにする
トートバッグの荷物を減らすには、持ち歩くアイテムを「小分け」にするのも効果的です。絆創膏や常備薬、ハンドクリームなどの衛生用品やケア用品は、必要な分だけをトラベル用容器や小型ポーチに入れて持ち歩くだけで、かさばりを抑えられます。ノート類は、未使用のページが多い厚手タイプより、必要な紙だけを差し替えられるファイル式にすると軽量化を図れます。
現金やカード類は、最低限使う分をコンパクトなケースに収めれば、財布そのもののボリュームを削減可能です。探しものの手間を省きながら軽量性をアップしたいときは、中身が見えるメッシュ素材のポーチを使うとよいでしょう。小分け収納を取り入れることで、バッグの中がすっきりと整い、荷物の量も自然とコンパクトになります。
4-4. 紙類はデジタル化する
紙のメモ帳やスケジュール帳、ポイントカードなどは、スマートフォンを活用してデジタル化することで、持ち歩く荷物を大きく減らせます。特にポイントカードや会員証は、専用アプリを使えばデジタルで一括管理できて便利です。
また、スマートフォンにはメモやカレンダー、カメラ、鏡、音楽プレーヤーなど、多くの機能が搭載されているため、複数のツールをスマホ一台に集約することが可能です。外出先でのちょっとしたメモも、音声入力機能を使えば手帳よりスピーディーに残せます。紙類をデジタルに置き換えることで、トートバッグの中身が減り、必要な情報にもすぐアクセスできるようになります。
4-5. 不要なものはすぐに処分する
トートバッグを整理整頓された状態に保つためには、「不要なものをこまめに捨てる習慣」が欠かせません。街頭でもらったチラシや使い終わったお菓子の袋、レシートなどは、その日のうちに取り出して処分するだけでも、バッグ内の雑然とした印象が減ります。特に財布に溜まりがちなレシートは、週に一度整理する習慣を付けるとよいでしょう。
また、トートバッグの中身自体も定期的に見直し、不要な書類や古い小物が残っていないかをチェックすることも大切です。こうした小さな見直しを続けることで、トートバッグ全体が軽くなり、通勤や外出もより快適になるでしょう。
まとめ
トートバッグの中身が散らかっていると、必要なものがすぐに取り出せず不便です。バッグをスマートに使うためにも、中身をきちんと片付けておきましょう。
トートバッグの整理には、バッグインバッグやポーチなどのアイテムが大活躍してくれます。自分に合うアイテムを選び、綺麗に収納してみましょう。収納力の高いバッグを利用することや、機能面で自分に合うオリジナルのトートバッグを作製することもおすすめです。
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