ウタマロ石鹸は、「ガンコな汚れを簡単キレイに」というコンセプトのもと開発された洗濯用石鹸です。通常の洗濯では落としきれない油汚れや泥汚れ、化粧品の付着などに対して強い洗浄力を発揮します。
当記事では、ウタマロ石鹸で油汚れが本当に落ちるのか、ウタマロリキッドとの違いや具体的な使い方、注意点について解説します。油染みや黒ずみなどの対処法に困っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1. ウタマロ石鹸で油汚れは落ちる?
ウタマロ石鹸は、洗濯前の部分洗い用として開発された固形石鹸で、通常の洗濯では落ちにくいガンコな汚れに対しても高い洗浄力を発揮します。
油汚れはもちろん、衣類に付着した調理中の油や皮脂の酸化による黒ずみ汚れなどをしっかり落とせます。特にワイシャツのエリやソデについた皮脂汚れによる黄ばみや黒ずみは、ウタマロ石鹸を塗布してからもみ洗いすることできれいに落とせます。
さらに、除菌・消臭効果も兼ね備えており、衣類についた臭いをすっきり除去する効果も期待できます。汚れの種類や付着してからの経過時間により効果に差はあるものの、総じてウタマロ石鹸は油汚れに対して優れた性能を発揮する洗濯石鹸です。
2. ウタマロリキッドとウタマロ石鹸の違い
ウタマロシリーズには、ウタマロ石鹸・ウタマロリキッド・ウタマロクリーナー・ウタマロキッチンの4種類があります。いずれも「ガンコな汚れを簡単キレイに落とす」というコンセプトのもとで開発されており、それぞれ用途や対象素材に応じて使い分けることが必要です。
中でも、ウタマロ石鹸とウタマロリキッドはどちらも衣類の部分洗いに使用されますが、性質や適した衣類に違いがあります。
ウタマロ石鹸は、泥汚れやエリ・ソデの皮脂汚れ、化粧品や食べこぼしによる着色汚れなどに強く、特に白物衣類に対しては蛍光増白剤の効果で白さを取り戻せるのが特徴です。弱アルカリ性で洗浄力が非常に高く、ガンコな汚れに向いていますが、色柄物の衣類や繊細な素材では色落ちや変色のリスクがあるため注意が必要です。
一方、ウタマロリキッドは中性で無蛍光なので、色柄物やおしゃれ着に対しても生地の風合いを守ってきれいにできます。液体タイプで汚れになじませやすく、ファンデーションや口紅などの化粧品汚れ、しょうゆやソースなどの食べこぼし汚れに対応します。手洗いだけでなく洗濯機でも使えるため、日常的に部分洗いをしたい人や、小さな子どもがいる家庭でも使いやすい設計です。
白い衣類やユニフォーム、上履きなどの泥汚れにはウタマロ石鹸、色柄物やデリケートな素材にはウタマロリキッドというように、用途に応じて使い分けることで、衣類の見た目と品質を損なわず、ガンコな汚れを効率よく落とせるでしょう。
3. ウタマロ石鹸で油汚れを落とすには?使用方法を解説
ウタマロ石鹸は、普段の洗濯前にひと手間加えるだけで、Tシャツなどに付着した油汚れを驚くほどきれいに落とせます。ここでは、実際に油汚れが付いたTシャツを例に、ウタマロ石鹸の使用に必要な事前準備と、基本的な洗い方について解説します。
3-1. 事前準備
ウタマロ石鹸を使用してTシャツの油汚れを落とす際に必要なのは、ウタマロ石鹸本体と、水またはぬるま湯をためるタライや洗面器です。水は冷たすぎると汚れが落ちにくくなる可能性があるので、水温は40℃程度が適しています。
また、汚れが落ちにくい場合に備えて、使い古しの歯ブラシや洗濯用ブラシを準備しておくと便利です。汚れを下に逃がす当て布(不要なハンカチなど)を用意しておくと、叩き洗いをする際に役立ちます。
ウタマロ石鹸を使用する前は、Tシャツの洗濯表示タグも必ず確認しましょう。デリケートな素材や色柄物は色落ちのリスクがあるため、目立たない部分に石鹸を塗って色落ちテストをしておくと安心です。
3-2. 洗い方
ウタマロ石鹸でTシャツを洗うときは、下記の手順を試してみましょう。
| 1 | 油汚れが付着した部分をぬるま湯でしっかり濡らします。 |
|---|---|
| 2 | 濡らした部分にウタマロ石鹸を直接塗り込みます。緑色がうっすらつく程度までまんべんなく塗り、汚れと石鹸をなじませていきます。 |
| 3 | 指の腹や手のひらで優しくもみ洗いを行います。強くこすりすぎるとTシャツの生地が傷んでしまうため、力加減には注意しましょう。汚れがガンコな場合は歯ブラシなどを使い、繊維の奥から汚れをかき出すように丁寧に洗います。 |
| 4 | ぬるま湯ですすいで泡をしっかり落とし、洗濯機で通常どおり洗濯を行います。 |
| 5 | 形を整えて陰干しします。直射日光は生地を変色させることがあるため、風通しの良い日陰に干すのが理想です。洗濯後に白さが際立つのは、ウタマロ石鹸に含まれる蛍光増白剤による効果であり、見た目にも清潔感が増します。 |
4. ウタマロ石鹸で油汚れをきれいに落とすポイント
ウタマロ石鹸で油汚れをしっかり落とすには、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
まず、汚れた部分は事前に40℃前後のぬるま湯で湿らせておくと、石鹸成分が生地になじみやすくなり、洗浄効果が高まります。冷水では油が固まって落ちにくくなるため、水温にも注意が必要です。
もしウタマロ石鹸を使っても汚れが落ちにくい場合は、つけ置き洗いを試してみるのがおすすめです。石鹸を塗った後、泡がついた状態でぬるま湯を入れた洗面器やタライに30分ほど浸けておくと、汚れが緩みやすくなります。叩き洗いを併用する場合は、衣類の下に濡らした不要な布を敷き、その上から歯ブラシで軽く叩くと、汚れを下に逃がすことができます。
また、ウタマロ石鹸を使うときは、すすぎが重要です。ウタマロ石鹸が生地に残ると、黄ばみやくすみの原因になるため、緑色が完全になくなるまでもみ洗い・すすぎを行いましょう。仕上げに洗濯機で通常どおり洗えば、石鹸成分をしっかり洗い流せます。
このように、事前の準備や適切なすすぎを徹底することで、ウタマロ石鹸は油汚れにも高い効果を発揮します。
5. ウタマロ石鹸は色落ちする?
ウタマロ石鹸に漂白剤は配合されていませんが、蛍光増白剤が含まれているので、使用する衣類の色によっては扱いに注意が必要です。蛍光増白剤は、白さを際立たせるために光を反射して白く見せる成分であり、白い衣類には効果的ですが、きなりやパステルカラー、色柄物などに使うと、本来の色合いが白っぽく見えたり、色落ち・変色の原因になったりすることがあります。
特にデリケートな素材や濃い色柄の衣類に使用する際は、あらかじめ目立たない部分にウタマロ石鹸を塗って、5分後に白い布で押さえ、色移りがないか確認しましょう。
万が一色落ちしてしまった場合は、すぐに水ですすぎ、洗剤が生地に残らないよう十分に洗い流してください。脱色や変色が目立つ場合は、同系色の染料で補修するか、衣類用のカラー補正スプレーを活用するとよいでしょう。
色柄物やおしゃれ着には、中性・無蛍光で素材への負担が少ない「ウタマロリキッド」の使用が推奨されています。衣類の種類に応じた使い分けを心がければ、洗濯のトラブルを避けられます。
6. ウタマロ石鹸を避けたほうがよい場所
ウタマロ石鹸は洗浄力が高く、洗濯以外にも家庭内の幅広い場所で活用できますが、使用を避けるべき素材や場所も存在します。まず、白木などの自然素材や無垢フローリングは水分を吸収しやすく、シミや変形の原因となるので使用は不適です。大理石も微量の界面活性剤により表面にシミができるおそれがあるため、専用クリーナーを使いましょう。
掃除や洗浄を行うときは、素材や用途に応じた使い分けを心がけましょう。
まとめ
ウタマロ石鹸は、白物衣類のガンコな油汚れや黒ずみを落とすのに適した固形石鹸です。特にTシャツなどへの油のはねや皮脂による黒ずみに対しては、塗布・もみ洗い・すすぎ・洗濯機という流れを踏むことで、汚れをきれいに落とせます。
一方で、色柄物やデリケート素材への使用には注意が必要であり、蛍光増白剤による色落ちや変色のリスクもあるため、用途に応じてウタマロリキッドと使い分けましょう。
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